ぎっくり腰に対しての整体

不思議に思うかもしれませんが、ぎっくり腰はどうして痛いのかを証明することは医学でもはっきりと断言はできていないそうです。

 

筋肉や靭帯の損傷、椎間板の異常、神経か組織が挟まって痛いとか所説あります。

 

ただ言えるのは痛いので炎症が起こっているということだけです。炎症なので一日で治ることはありません。

 

どんな治療をしてもなったばっかりのギックリ腰が一瞬で治るという事はありえません。

 

最低でも2日間は強い炎症がでて、そこから次第に回復していき。初期対応が良ければ7日ほどで大体は回復します。

 

対処が悪ければ一か月近く痛む場合もあり、その後はそのまま腰痛が残ってしまうことさえあります。

 

腰痛に対してでも何にでも外側・裡側から身体を整えるのが整体ですが、今回のテーマであるギックリ腰のような急な腰痛に対しては、裡側(精神的・感情的な事等)はほとんど関係ありません。

 

緊張した処に輸気をしながらおかしくなっている関節や筋肉を整えていきます。

 

腰痛の時にこのおかしくなっている関節を整えるという事が多分医療分野ではしていない事です。

(私は整形外科や接骨院で受けた事がなかったので)

もし医療関係でしている人がいたら整体の技をどこかで覚えて使っているという事だと思います。

 

おかしくなっている関節とは主に骨盤の事であり、これが一番重要だと考えています。

 

 

ギックリ腰の原因

ギックリ腰の状態

これはネットで調べても出ていないことで私独自の考えかもしれませんが右の腰が痛む場合なら仙骨に対して右の腸骨が後ろに倒れている状態でありその倒れた腸骨がスムーズに元に戻らなくなって引っかかっている状態になった時に痛みが発生すると考えています。

 

色々と痛みが発生する原因はあると思いますが、これが一番多い原因だと考えています。

 

なので腸骨の位置を元に戻して動きやすくしてあげるよう施術します。

 

後は骨盤内の大きなインナーマッスルである大腰筋と腸骨筋のリリースです。

 

これは背骨をガッチリとつかんで腰の緊張を生み出しているので整体の手技

によって緊張を抜いていくことが必ず必要となります。

 

これをすればまともに歩けなかったのがなんとか歩けるようになり寝たきり状態の重大な腰痛に進行するのを防止します。

 

最後にセルフケアの指導です。セルフケアは非常に大切で普段から気にしていけば今後腰が痛くなってもギックリ腰になって動けなくなる確率を10分の1まで低下させます。

30秒もあればできることなのぜひ取り組んでください。

 

 

ギックリ腰や急な腰痛には施術をしていないと腰痛のページには書いてありますが、それには理由があり、急な痛みの場合は本当にぎっくり腰なのかどうなのかは医者にしか判断する事は許されていないからです。

 

なのでお電話口でギックリ腰で、と言われたら初見の場合は全てお断りしています。申し訳ありませんが仕方がありません。

 

一度でもギックリ腰になったことがあるなら二度目はギックリ腰だと本人には確実にわかっている事ですがこれもそれも含めて仕方がありません。

 

そして断る理由として大きなウエイトをしめていることは、当院に来るまでには、車での移動になります。

 

車で運転をするとそれだけで腰の痛みは悪化して、施術して良くなっても車でまた帰るわけですからそこでまた腰が悪くなってしまいます。

 

どうしても腰が丸くなって痛む位置に仙骨が移動してしまうのでそれが痛みを再発させる原因となります。

 

例外としてギックリ腰3日目からの場合と、毎月定期的にご来院されている場合は断るわけにはいきませんので特別に施術は引き受けるスタンスです。

 

とにかく2日間はできるだけ安静にして動かないようにして下さい。動くときはお腹に息をためてから動くようにすれば多少は痛みに耐えられます。

 

そのような腰痛には対応していないと書いてありますが、何もできないわけではありません。

自分や副院長のギックリ腰やそれに近い急な腰痛に対してはその場で整体をして、その日の仕事もこなしてしまう程度には治してしまうので、できてもやるわけにはいかないだけなのです。

 

あまりそのようなことを積極的に書くと治療という事になりますで問題が起こってきます。

 

整体は治療行為ではないので整形外科や接骨院の真似事をするわけにはいかず、整体というカテゴリーで出来る事をしていきます。

 

たとえ治せたとしても。治せます!と声を大にしては言えない事情があります。

 

腰痛というものは腰だけに整体をしてもそこそこ良くなりますが身体全体を観る整体では胸椎、下半身の調整もしていき身体のバランスを整えていくことで腰痛を改善していきます。

 

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私も昔はよく接骨院にいき腰痛の治療をしていましたが、腰に電気をあてるだけで全然良くなる事はありませんでした。

当たり前ですよね、整体ではないのだから腰が痛いと言えば腰に電気をあてるだけです。

こんな事書くと失礼かもしれないので保険の関係でその程度のことでしか診ることは許されていないという事なんでしょう。

腰痛を良くするべきする人たちが腰痛を良くすることができないしまともなアドバイスすらできない。

私が整体を仕事としてするようになったのも全てはこのような事が発端になっています。

 

少しでも腰痛で悩まなくてもいいように手助けできるように整体をやっていきます。

 

ぎっくり腰が治らない時

こっちのブログではギックリ腰なんて一週間で治ると書いてありますが、先日ギックリ腰になって二週間になるけど少し痛みがあり、整形外科にいったけど異常は無くてシップだけ出されたので診てほしいという方が来られました。

 

ギックリ腰でも一般的によくある腰痛でもレントゲン検査などでは基本的には異常は見つかりません。

 

ですけど痛みがあるということはどこかに異常があるから痛いのです。

 

そのレントゲンではわからない異常を直していくのが整体の役割です。

 

ギックリ腰で痛みが残った場合は2日おき位のペースで5回が目安です。

 

それで現痛みから半分以上よくならなければ神経ブロック注射などでずっと打ち続けて様子をみていくような事になると思います。

 

ピークよりもある程度良くなっているのならほとんどのケースで改善しているのでやってみる価値は十分あります。しかしこれが一回や二回で何とかしてくれというのはちょっと無理なので、その点をまともに理解できる方はぜひご連絡下さい。