
ぽっこりお腹の原因
ぽっこりお腹の原因ですが、当院がこれまで対応してきた範囲で書いてみたいと思います。
★基本的に3つ。
・脂肪によるぽっこりお腹。
・内臓下垂によるぽっこりお腹。
・便秘によるぽっこりお腹。
これらが2つ重なっているケースもあれば3つ重なっているケースもあります。
その解決方法ですが・・・
脂肪の場合
脂肪でぽっこりになっている場合は、お腹が下に落ちてブヨブヨしています。
運動により脂肪を燃焼させる
食生活を改善して体重そのものを落とす
キャビテーションにより直接脂肪にアプローチする
内臓下垂の場合
内臓下垂でぽっこりになっている場合は、中にボールが入っているように丸く硬くなっています。
手技により下垂を改善する
運動により下垂を改善する
急いで食べる癖を直す
便秘の場合
便秘でぽっこりになっている場合は、脂肪の奥に硬い便が居座っているので体積が膨らんでいるような感じになっています。
食生活を改善する(食物繊維・水分等)
運動をする
薬を飲む
腸もみの施術により腸の動きをよくする
ぽっこりお腹に共通する事
どのぽっこりお腹にも共通するのが運動と食生活の改善です。
まずはこの二つを実行するとぽっこりお腹の改善に近づきます。
そして、出産した場合はもう一つ決定的な事が追加されます。
妊娠中に大きくなったお腹はお腹の筋肉が伸びきってしまうという事です。
伸びてしまったお腹は今迄内臓を支えていた筋肉が伸びてしまうことで内臓下垂が必然的に起こります。
腹筋が減る事で排便も、りきむことが出来ずに便秘が悪化します。
筋肉代謝も減るので脂肪が燃焼されません。
これらを考えると産後のぽっこりお腹にはインナーマッスルと言われる腹筋を回復させることがまずは必要なのがわかると思います。
こう書くとすごく大変な事だと感じるかもしれませんが、実際は軽い運動でも改善させることができますし、こちらでもご指導させて頂いております。
まとめますと、骨盤矯正(産後骨盤矯正含む)・腸もみ(キャビーテーション含む)での手技と、運動・食生活の改善との複合技でぽっこりお腹を解決するのが本道となります。
特に産後骨盤矯正ですと、元々お腹がスリムで産後にぽっこりになったケースでは手技でお腹を凹ますとお腹に意識が戻ってその場でかなりお腹が凹むこともあります。「あれっ!お腹どこいった!」と言われるくらいです。これは一年で1~2人くらいの割合です。
帝王切開のぽっこりお腹
もう一つ帝王切開でのぽっこりお腹について書きたいと思います。
傷口ですが一ヵ月以上経てば痛みが無くなる方がほとんどです。
それでこの前産後4ヵ月経っている方ですが、帝王切開の痕が痛むのでお腹を触らないでほしいといわれました。
軽く触れるとお腹はぽっこりでした。
痛いわけがないお腹を大事にしすぎる、かばい過ぎるのでお腹を守るようにどんどん脂肪が付いている感じです。
この場合は一生お腹が凹むことはありません。
精神的なものが関係しているのでしょう。
例外的な事になりますがそれはこちらではどうしようもないので気になるならご自分でなんとかしてもらうしかありません。
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