ギックリ腰は腰痛の中では軽い部類

3月4月はギックリ腰注意報発令中です。当院で骨盤矯正に来られる方にも非常に多いです。

 

腰が痛いというと昔の人は「なんや、あんちゃんおおごしでもしたんか?」なんていいましたけど今はほとんど死語に近い言葉になってしまいました。私の年代でもおおごしなんていう人はいなくて70歳以上じゃないと言わないんじゃないでしょうかね。

 

それでこの時期のギックリ腰によくいわれている理由では季節の変わり目で身体がそれについていけないからギックリ腰になるというように言われていますが、実際はどうなんでしょうか。

 

まずギックリ腰ですが最初の対処がよければ一週間ほどでほとんど治ります。

 

これが慢性の腰痛なら5年、10年、20年と腰が痛いのが続きます。接骨院通いしていても、整形外科でシップもらっていても続きます。

 

それがギックリ腰なんてたったの一週間程度でよくなるのだから軽度の腰痛のうちにも入らないほど軽い腰痛ということになります。

 

ただギックリ腰は「魔女の一撃」なんて言われるほど一瞬だけは非常に強い痛みを発します。

 

ギックリ腰は直ります。腰痛全般お任せください整体院ほしみぐさ

その痛みがあまりにも強いので普通の人なら2日間は強い痛みが続きまともに歩けないという状態になってしまいます。

 

私はギックリ腰になってもそのまま一日中普通に仕事をしています。痛いですけど整体師としてギックリ腰の対応はできますのでなんとか休むことなく仕事をすることができます。

基本的には一人で直しているので効き目は弱いですよ。自分がもう一人いたならその場でほぼ問題ないくらいに改善する事が可能です。

 

よく聞くのがギックリ腰になって痛くて起き上がれなくて2日間寝てましたという事です。

 

対処方法が分からない場合は寝ているしかないのでそれでいいのですが、寝ているから逆に回復が遅れます。

 

それで一番簡単の対処法を書いておきます。

 

四つん這いになって腰を反らせます。10秒から15秒。一日数回。

 

ギックリ腰になったら、なりそうな時は四つん這いになって腰をそらせます

とりあえずこれだけでいいです。

 

間違っても腰を丸める動作はしないようにしてください。

 

そしてもう一つはバランスボールです。以前のブログに書いてありますので参考にして下さい。

 

私のように色々と対処できれば寝込むこともなく仕事をこなしながら過ごすことも可能です。

 

それで私のこのギックリ腰に対しての考え方ですが季節の変化についていけないというのとはちょっと違って、冬の間狭い範囲で動いていたのが暖かくなって急に大きく動くことによって自分自身の身体に対して腰がついていけなくなったという事です。

 

例えるなら準備体操をしていないのに急に100メートルを走りだす。違うかw

 

だから季節は全く関係ない事はないのですがとらえ方が違うという事ですね。

 

元々ギックリ腰ってなんでなるかというと重いものを持った時になるというのが昔から言われているはずですし普通はそう考えます。

 

でも実際はほとんどそれはありません。逆に少ないケースです。

 

重いものを持つときは重いものを持つと意識するので腰や息を止めて力をいれるためよほど自分の限度を超えた重さでなければギックリ腰にはなりません。

 

ではどんな時になりやすいのか?

 

 

無意識の時にギックリ腰になる

ふとした時、無意識の時です。腰に意識がいっていない時にギックリ腰になります。これが一番多いです。

何回もギックリ腰になっていればやばそうだなってわかるようになりますが、初めてギックリ腰をやったという人ならば不意打ちされたようなものなのであまりの痛みにどうしていいのかわからない事でしょう。

 

 

以前書いたぎっくり腰に対しての整体もご参考にしてください。

 

 

骨盤矯正をしてもギックリ腰にはなる

定期的に骨盤矯正や整体をしてもギックリ腰にはなります。

 

ただ普段からよくギックリ腰になるので防止のために施術をしているとなればかなりの割合で防止はできますが、そうでない場合は残念ながらギックリ腰になります。

 

ギックリ腰は不意になる事でもわかるように、無意識の状態で動作した時にギックリ腰になります。

 

常にギックリ腰にならないように意識しているとまずギックリ腰にはなりません。

 

一番ギックリ腰にならないようにする方法は何回かギックリ腰になることです。

 

何度もなれば身体が自然にというか本能的にギックリ腰になりそうな時に危険を察知するようになるので耐性ができるようになります。逆にギックリ腰がなりやすくなる場合もありますが、それは対応の仕方が悪いからです。

 

それでもどうしてもギックリ腰になる場合は当院でも対応しますし、ここに書いていないセルフケアや防止法もありますのでお教えする事もできます。