腰痛/産後骨盤矯正

赤ちゃんを抱っこするお母さん

産後の腰痛とは

産後の腰痛とは、出産後に腰の痛みや不快感を感じることを指します。

多くの女性が産後に腰痛を経験することがあります。

産後の腰痛は、分娩時の姿勢や力の入れ方、および出産後の身体の変化に関連しています。

具体的には、腰周りの筋肉や靭帯の緊張、骨盤の歪み、脊椎の変形、または脊椎の神経圧迫が原因となることがあります。

 

産後の腰痛は、産後数日から数週間、または数か月にわたって持続することがあります。

痛みは、動作中や静止時に現れることがあります。

産後の腰痛は、適切なリハビリやエクササイズ、マッサージ、ストレッチ、および姿勢の改善などを通じて、改善することができます。

しかし、重度の症状や持続的な痛みがある場合は、医師に相談することが重要です。

 

以下は産後から起こる腰痛についての解説や回数等の説明です。

 

腰痛通院回数

産後からの腰痛であれば基本回数の6回で改善・軽快する事が多いですが必ずしも骨盤の歪み=腰痛だけありませんので産後骨盤矯正の6回を過ぎても腰痛が気になる場合はそのまま通院を続けて下さい。

 

また育児期間中は腰痛になる要因が続きますので骨盤矯正が終了した後も定期的に通院する事を提案します。

 

特に30代後半からの腰痛はなかなか改善しないケースも多くなりますので骨盤矯正だけに頼らず腹筋運動やストレッチなど自分で出来ることも続けながら改善する方法を探す必要もあります。

 

※腰痛を治したい、腰痛が酷くなっている、寝返りをするのも痛いという場合は整体や骨盤矯正/接骨院/鍼灸院ではなく整形外科を先に受診ください。

 

以下にパターン別に記載してあります。

 

産後骨盤矯正での腰痛解説

産後の腰痛と申しましても、

●元々腰痛だった場合

●妊娠中から腰痛になった場合

●出産してから腰痛になった場合

●産後何ヶ月経ってから腰痛になった場合 

が考えられます。

 

当院では毎日産後骨盤矯正の施術をしていますがいつから腰痛になったかによって腰痛の改善率は全く変わってきます。

 

骨盤矯正での腰痛改善率(85%以上)は高水準にありますが、ある一定数の方々にはそれほど改善がみられない場合もありますのでご理解のうえ以下をお読み下さい。

 

また、産後ですから育児期間中は腰には常に抱っこやおむつ替え、授乳姿勢により負担がかかりますのである程度の腰痛が続く事は容認していく必要もあります。

 

 

元々腰痛だった場合

元々腰痛の場合で産後も腰が痛む場合は慢性腰痛になりますので骨盤矯正6回が終わっても通い続けられる限り通院して腰痛のケアをして下さい。

産後は元々の腰痛よりも更に悪くなった状態になっている事が多いので、実際の施術現場では現在の腰痛具合よりも2~3割改善すれば大成功になります。

元々からの腰痛は精神的ストレスまで加わっていますのでスッキリとよくなるような事はあまり期待できません。

出産すると骨盤は一旦解放されますが、慢性腰痛の場合は筋異常はそのまま残る為これに当てはまりませんので長期にわたり施術していく必要があります。

 

 

妊娠中から腰痛になった場合

産後後期ごろから腰痛になる方が多いと把握しています。

この場合は割りと経過がよいことが多く、出産後には多少楽になっているので矯正回数を重ねていくと、大体は改善していきます。中には時々痛くなったり、少し腰がダルイといった症状が残る場合もありますが、割合としては良い方です。重い腰痛に発展する割合も少ないですが、しばらくは通院してケアするのが良いかと思われます。

 

 

出産してすぐに腰痛になった場合

妊娠中は痛みを抑えるホルモンが分泌されていますが出産するとそのホルモンの分泌が減少します。そのために腰などに痛みが出やすくなります。

この場合の腰痛は軽く腰が痛む場合がほとんどなので数回で軽快したり、ほとんど気にならなくなる場合が多いですが、筋力不足・体の柔軟性がない場合は回復が遅くなる方もいますので改善しない場合はセルフケアを続けながら良くなるまで通院するのが正しい選択です。

 

 

産後何ヶ月経ってから腰痛になった場合

この腰痛の主な原因は疲労・ストレスです。

睡眠が少なく疲れて腰の負担が抜けない。

そして段々と赤ちゃんが重くなってくるので腰に負担がかかる。

また産後は骨盤が安定していないので無理に身体を動かすと腰を痛めやすいので骨盤ベルト・骨盤矯正を初期の段階からしていない場合も原因の一つです。

このストレスタイプの腰痛が一番怖くて、ここから慢性腰痛の入り口になっている可能性大です。

基本的にはこの腰痛の改善率は慢性腰痛と同じになりますので、100%改善することは割合としては少なくなりますが、早めの対応なら軽快するパターンも数多く経験しています。

しっかりと整体や運動でケアしていけば若干腰痛は残りますが比較的楽に過ごせるようになります。

 

 

数多く経験した上で書いていますが、当然例外もあります。こちらが思っている以上によくなるケースもあれば、なかなか効果が上がらない例。

 

色々と書きましたが、病院(整形外科)でよくならないような腰痛は骨盤矯正や整体で良くなることがありますし、逆にマッサージや整体でよくならない腰痛は病院(整形外科)で検査治療しなければ改善しない場合もあります。

 

また接骨院での保存療法による腰痛治療なら毎日もしくは2~3日ペースでの通院を勧める事になると思いますが、当院での骨盤矯正は一週間に一度しかしませんので腰痛改善が目的ならば長く通院して頂く事になります。

 

腰痛が改善しない方の中にはストレッチを積極的に行わないと改善しない腰痛も見受けられますのでその際は適したストレッチや運動をご指導することもあります。

腰痛セルフケアのページを更新しましたのでご参考にして下さい。

 

 

腰痛には腰痛30分コースというコースを設けていますが、産後骨盤矯正を含めた腰痛の場合はできれば40分コースを選んで頂かないと骨盤を整えるという本来の目的に関しては時間が足りない事になりますのでご注意ください。

 

腰痛全般については腰痛のページで