産後の背中痛:原因と解説

産後骨盤矯正には直接骨盤とは関係ないところで背中のコリ(背部痛)というものがあります。

 

(背中のコリがある場合は時間をかけて背中をほぐす必要があるので40分をお選びください)

 

背中の張りが強ければ強いほど骨盤矯正後に一時的に痛くなることがありますので「骨盤矯正をした後に痛くなる」でご確認ください。

 

産後に背中が痛い

背中が痛む筋肉群

抱っこ・おむつ替え・添い乳をしたりすると背中に負担がかかるため背中が痛くなったり、背中がはってしまい(脊柱起立筋)腕が痛い、肩こりがつらい~となってしまいます。

 

また、赤ちゃんも段々と成長して大きくなるのでさらに背中の負担は増え産後しばらくたってから背中痛になる場合もよくあることです。

 

この場合の背中のコリの原因は筋肉疲労です。

普通の筋肉痛は筋肉が縮んで硬くなりますが産後の場合の背中痛は伸びて硬くなるケースも含まれるのが特徴的です。

 

赤ちゃんのお世話で痛くなるのは胸椎12番付近になりますが、元々猫背で姿勢の悪い方は胸椎8番付近まで痛くなります。

 

赤ちゃんのお世話が全ての原因であるので身体の使い方ウンヌンなんてことは考える暇さえありませんので体操なども指導しないようにしています。

筋肉が伸びて硬くなっているので筋肉を伸ばす目的のストレッチをしてもそれほど楽にはなりません。

 

施術に関しては単純にほぐすことが一番有効ですがテクニック的なことならば浅筋膜・深筋膜といった筋膜に対してのアプローチも必要になります。

身体をひねった時に背中が痛いとか違和感があるといったことならばぼぼ筋膜系のトラブルが考えられます。

 

 

特に背骨が痛む場合

そして筋肉の疲労とは別に背骨の骨がズレて背中が痛むという事もあります。

胸椎のズレが痛みの原因である場合は一回でかなり改善することもあれば何回も回数を重ねないといけない場合もあります。これは痛くなってどれだけ時間がたっているのかで決まります。

 

背骨のズレは右とか左に骨がズレるというよりも骨を中心として右回旋・左回旋してズレています。

または、後屈することで骨と骨とがぶつかるようになり痛みが出る場合もあります。

 

その場合もテクニックがありますのでほとんどのケースで改善していきます。

 

産後の身体というのは色んな事で調子が崩れますので産後骨盤矯正といっても足の先から頭の天辺まで施術テクニックがないとできないのが現実です。

同じような症状であってもすぐに回復する場合もあればなかなか回復しない場合もあるので色々な角度から身体の具合を判断する能力も必要となります。

特に30代後半で痛みがあればそれは施術を継続するしか改善・軽減は期待できないケースもあります。

 

赤ちゃん同伴でも受付できますので、ご予約のときに「子供つれていきたいんですけれど」とお伝え下さい。

空いている日時をお伝えいたします。

 

子連れで骨盤矯正整体を受けられるところは非常に少ないのでご遠慮せずにお電話下さい。

 

産後骨盤矯正の記事もある程度は充実してきましたので症状がある方はご一読ください。 

  

 

 

 

金沢市骨盤矯正専門ほしみぐさ院長と赤ちゃん
記事監修者 ほしみぐさ院長

●二宮整体/修師

●全国整体療法協同組合認定整体師/厚生労働大臣認可(医政第742号)

●医療機関で自身の腰痛が治らなかったのをきっかけに整体の道を志し、古今東西の療術を厳選して自身の整体に組み込み最善無駄のない整体を目指す。