圧迫骨折をして腰痛になった【2024/9再編集】

圧迫骨折による腰痛に悩んでいる方へ

圧迫骨折後から腰痛になる

当院に、圧迫骨折による腰痛で悩むご高齢の方がご来院されました。

圧迫骨折の診断は1年前に受けたとのことですが、いまだに腰痛が改善せず、複数の病院を転々としながら治療を続けているそうです。

 

本来、同じ症状でいくつもの病院を回ることは望ましくないとされていますが、どこへ行っても同じ治療が繰り返され、痛みが全く良くならないとのこと。

腰の痛みを毎日我慢しながらの生活は、当人にとって非常に辛いものです。

 

腰痛整体に対する期待と現実

今まで行ったどこそこの病院で先生はこんな人なんだという事もいわれましたが、自分も腰痛に関しての医者の対応は嫌というほど経験済みなので話を聞いて、やっぱりどこの医者も一緒なんだな思いました。

 

また「必ず治る」という保証を提供する医師や整体師はほとんどいません。

治療の結果や回復の期間についても、確実な答えを得るのは難しいものです。

手術を受けた後でも腰痛が残るケースもあり、施術側としては、できる限り最善のアプローチを取るしかありません。

 

整体や治療院の中には、「通わせない」や「一回で治る」といった宣伝をしているところもありますが、これは消費者保護の観点からも問題があり、景品表示法違反のリスクがあります。

 

治療は一回で解決するものではなく、少しでも痛みを和らげるために、継続的なケアが必要です。

 

 

圧迫骨折後の腰痛に対する整体のアプローチ

今回の患者様の場合、腰の痛みの原因となる部位が明確に特定できました。

 

それは骨折周囲の筋肉の硬化によるものから現れる痛みであるためです。

 

そこで、筋肉の緊張を解す施術をじっくりと行い、痛みの緩和を目指しました。

定期的な整体施術により、腰痛が少しでも和らぐことを期待しています。

 

圧迫骨折による腰痛は、ヘルニアなどの一般的な腰痛とは異なり、骨の組織が元に戻ることはありません。

 

そのため、長期的なケアが必要であり、医療と整体の両方を併用して対応していくことが重要です。

 

 

高齢者の圧迫骨折とその影響

特に高齢者にとって、圧迫骨折の影響は非常に大きく、若い頃に比べて回復が難しい傾向があります。骨が弱くなり、腰を曲げて歩くのがやっとという生活が待っていることもあります。

 

私自身の父も75歳で圧迫骨折を経験し、入院しても十分な治療を受けられず、歩行困難に陥りました。

そのため、圧迫骨折のリスクをできるだけ避け、適切なケアと早期対応が非常に重要だと感じています。

 

最後に

圧迫骨折や腰痛でお悩みの方は、信頼できる医療機関や整体を見つけ、適切なケアを受けることが大切です。当院でも、一人ひとりに合わせた治療を提供し、少しでも日常生活が楽になるお手伝いをさせていただきます。どんな小さな不安や疑問でもお気軽にご相談ください。

 

 

こちらが詳しくてわかりやすかったのでご参考にして下さい。

東京腰痛クリニック 脊椎圧迫骨折とは

  

 

また産後に関しましては別ブログもご参考にして下さい。

産後の腰痛は骨粗鬆症が原因?/圧迫骨折