肩こりや腰痛のマッサージはどれくらいのペース?

腰が痛い

整体ってどれくらいのペースで通うものだと思いますか?

 

整体っていっておきながらやっていることはマッサージというところが多くあります。

 

また整体院って書いてあるのにカイロプラクティックのところもあります。

そうすると普段マッサージ系の整体を受けている場合は全く施術が違いますのでえっと思うことでしょう。

 

巷によくあるもみほぐし店ですが、多くの人は週に一回ペースです。

 

普段もみほぐし店に行かない人からすれば週に一回というのはすごくペースが速く、ほんとかよと笑う人もいます。

 

しかし利用する人からすれば週一回が丁度いい間隔で、一ヶ月に一回というのが逆に少ないペースです。

 

これは私が通う事を勧めているように感じる人もいると思いますが、嘘でも何でもなく肩や腰が酷い人からすればそれが普通です。

 

もし近くによく利用する人がいたら聞いてみて下さい。週に一回という人はかなり多いと思います。

 

さらに肩や腰がつらいマッサージ店のヘビーユーザーになると週二回ペースの方もいるくらいです。

 

そんな肩や腰がいつも痛いんだ~という方が多いので、もみほぐし店が存続していけるわけです。

 

日本人の気質や生活様式が肩と腰に負担がかかることばかりなので、多分世界中を探しても日本ほど、肩こりや腰痛が多い国はないでしょう。

 

これが整体やもみほぐし店がかぞえきれないほどある理由だと思います。

 

しかしその中でも整体院の位置づけというのはむずかしいです。

 

リラクゼーション系に振るのか、治療系の施術に振るのかという悩みです。

 

整体院の経営をし続ける上で大切なのは継続して通って頂くか、毎日新規の方が列を付くくらい訪れてくれるかの二択になります。

 

このバランスがとれているのが一番良いのですが、なかなかそんなわけにはいかないです。

 

ほしみぐさでは、基本的に新規の方が多く、新規の方が8割、通院を続けているリピーターの方が2割です。

 

この割合は景気に左右されやすく今は非常に危ういと感じています。

 

整体院を継続するにはリピーターの方の比率が多くなければ閉院するしかありませんが、当院は産後骨盤矯正に特化した事でなんとかこれまで経営を続ける事が出来ました。

しかしそれもこの物価高や手取り所得が減ってきたせいで陰りが見えてきました。

 

昔していたソフト整体は、リラクゼーション系で一度来院されたらそのまま長年続けて通院して下さる方がほとんどでしたので、もう少しリラクゼーション系の比率を上げたいと2年ほど前から考えていますが、これも共存するのは難しくなかなか前に進めていません。愚痴www

 

それで気質と書きましたが、日本人は昔から肩と腰について非常に意識を向けている民族です。

 

他国ではこのような言い回しがあるのかないのか分かりませんがちょっと書いてみます。

 

●腰が重い

面倒に思ってなかなか行動に移せないこと。または、動作が鈍いこと。

 

腰が低い

他人に対する態度が控えめで丁寧であること。

 

腰をすえる

一つの場所に落ち着くこと。

 

話の腰を折る

相手が話している途中で口を出し、話を中断させること。

 

本腰を入れる

真剣に取り組むこと。

 

 

肩たたき

退職を勧めるときに用いられる。

 

肩で風を切る

得意げに颯爽と歩くさま。

 

肩の荷が下りる

重たい責任や負担から解放され、気が楽になること。

 

肩を貸す

手助けをする。援助する。

 

肩身が狭い

世間に対して面目が立たず、恥ずかしい思いをすること。

 

どうでしょうか。諸外国ではこのような言葉は無いんじゃないかと勝手に思っていますが、肩や腰に心情や精神的な意味合いをもたせるのが日本人特有な事だと思います。

 

そんな人種だからこそ肩こりや腰が痛くなりやすいとも思っています。