当院の産後骨盤矯正でご来院した方でもこれまで10数例くらいになりますが、ヘルニアとギックリ腰を同時に併発された方がおられます。今回はそういったケースについて説明します。
ヘルニアであっても骨盤矯正や整体はできますのでぜひご相談下さい。
ヘルニアとギックリ腰の関係性
病院でヘルニアの治療・手術を受けた後も、ギックリ腰に悩まされている方は多いのではないでしょうか?
ヘルニアとギックリ腰は、一見異なる症状のようですが、実は密接な関係があります。
ヘルニアは、椎間板というクッションのようなものが損傷し、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす状態です。
一方、ギックリ腰は、筋肉や靭帯の急なひずみによって起こる腰の痛みです。痛みは一瞬で起こることが多いのですが、痛みが出るまでの過程で慢性的な腰の疲労や腰の使い方の悪さが主な原因となっています。
ヘルニアの治療や手術で神経の圧迫が解消されても、腰の筋肉が弱っていたり、姿勢が悪かったりすると、ギックリ腰を繰り返してしまう可能性があります。
なぜヘルニア治療後もギックリ腰になるの?
ヘルニア治療後もギックリ腰になりやすい原因として、以下の点が挙げられます。
筋肉の弱さ
ヘルニアの痛みで運動不足になり、腰を支える筋肉が弱まっている。
姿勢の悪さ
和式生活での育児、長時間のスマホの使用など、猫背の姿勢を続けている。
生活習慣の乱れ
育児による不規則な生活、睡眠不足などが、体の回復を遅らせる。
ギックリ腰を予防するための具体的な対策
姿勢の改善
●正しい姿勢を意識する
デスクワーク中は、椅子に深く腰掛け、背もたれに寄りかかる。
●定期的な休憩
長時間同じ姿勢を続けず、こまめに立ち上がってストレッチをする。
●スマホの持ち方
スマホを見る際は、顔を近づけず、目線を水平に保つ。
適切な運動
●専門家の指導を受ける
理学療法士など、専門家の指導のもと、自分に合った運動を行う。
●筋力トレーニング
腰を支える筋肉を強化する運動(プランク、ブリッジなど)を取り入れる。
●ストレッチ
筋肉の柔軟性を高めるストレッチを行う。
日常生活での注意点
●重い物の持ち方
膝を曲げて持ち上げ、腰に負担をかけない。
●靴選び
クッション性のある靴を選び、足への負担を軽減する。
●睡眠環境
体に合った寝具を選び、正しい姿勢で寝る。
ストレス管理
●リラックス方法
深呼吸、ヨガ、入浴など、自分に合ったリラックス方法を取り入れる。
●睡眠
質の高い睡眠をしっかりとる。
●趣味を持つ
ストレス発散になるような趣味を持つ。
ヘルニア治療後のギックリ腰予防におけるアドバイス
ヘルニア治療後のギックリ腰予防について、以下のようにアドバイスします。
●定期的な通院
治療効果を維持するために、定期的に医療機関を受診するか、腰痛に詳しい整体院でケアを続けます。
●生活習慣の見直し
食生活の改善、健康的な生活習慣を心がける。
●早期発見・早期治療
腰に違和感を感じたら、早めに医療機関・当院のような専門家に相談する。
まとめ : 病院でヘルニアと診断されても産後骨盤矯正はできます
ヘルニア手術後も、適切な予防策を講じることで、ギックリ腰を予防し、快適な生活を送ることができます。
骨盤矯正では、病院でヘルニアとはっきりと診断されていればヘルニア用の施術もありますので回復にお役に立てるはずです。
●姿勢改善
●適切な運動
●日常生活の注意点
●ストレス管理
●専門家への相談
これらの点を意識し、継続的な取り組みを行うことで、健康な腰を取り戻しましょう。
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