こんにちは、金沢市の整体「ほしみぐさ」です。
今回は、整体と少し意外なテーマ――「口内炎」についてお話しします。
食べるのも話すのもつらい、地味だけどとにかく痛い…
そんな「口内炎」、あなたも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

■ 口内炎はなぜできる?
医学的には、口内炎のはっきりした原因はまだわかっていません。
一般的に言われる要因としては、
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風邪や疲れによる免疫力の低下
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胃腸の不調
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ビタミンB群の不足
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ストレスや睡眠不足
などが挙げられています。
私自身も、治りかけた口内炎をうっかり2回連続で噛んでしまい、餃子のタレがしみて「もうこれは終わった・・・」と思ったことがあります(笑)
■ でも、ならない人もいる
興味深いのは、「生まれてから一度も口内炎になったことがない」という人が一定数いること。
体質の違いもあるようです。
中には40歳を過ぎても未経験という方も。
つまり、口内炎ができやすい人・できにくい人がいるということです。
■ 整体的な考え方:ポイントは「冷え」と「背中」
整体では、口内炎に対して次のように考えます。
● まず、「冷え」が関係します
体が冷えると免疫力が落ち、内臓の働きが鈍り、口内の粘膜も弱くなります。
冷えに注意していてもできてしまった場合には、背中に注目します。
● 口内炎があるとき、背中に“張っているポイント”が出やすい
とくに呼吸器と関連する肩甲骨まわり〜背骨のラインに、押すと普段より痛むポイントがあります。
整体ではそこを重点的にゆるめていきます。
ひとりで施術できない場合は、まずは背中を冷やさないようにすることが第一です。
■ 呼吸と唾液と「気」のつながり
口内炎ができる理由には、唾液の分泌不足も関係していると言われます。
整体的には、これも「呼吸」と「気(エネルギー)」に関連していると考えます。
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呼吸が浅くなる
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気の流れが滞る
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唾液の分泌が減る
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口の中が乾き、口内炎ができやすくなる
というように、心身のバランスと連動しているわけです。
■ 整体での対応:頭部の調整ポイント
整体では、頭部にある調整点を使って呼吸を整え、体全体の気の流れを改善することもあります。
唾液の分泌が少ない人には、予防的にもおすすめの方法です。
※頭部調整点については、整体のページをお探しください。
■ まとめ:口内炎も体からのサイン
口内炎は、ただの口の中の炎症と片づけるにはもったいない“体からのメッセージ”かもしれません。
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背中の緊張
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冷えの蓄積
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呼吸の浅さ
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気の滞り
こうしたサインを見逃さず、整体的アプローチで体を整えるこでと、回復も予防も見えてくることがあります。
痛くてつらい口内炎ができたときは、ちょっと背中や呼吸にも意識を向けてみてくださいね。
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