生理痛と整体   

以前出産して数ヶ月の方がおいでまして、骨盤の調整をしていかれました。

 

出産後も生理時にはつらいという事でしたが今回はつらさはゼロに近いということでした。

 

今回の骨盤調整は主に妊娠中から続く腰痛でのご来店だったので生理痛に関しては後のご報告として聞いたものでしたので、それを狙った施術ではありませんでしたが腰の部分は腰痛・生理痛同時に軽くするための場所でもあります。

 

それが偶然にもよかったようです。

 

また、独身の方で生理前に来た方はいつものつらい生理痛が3分の1ほどですごく楽だったそうです。

 

実際にいつもと違う、快適さを体験された方だけが再来院されてそんなお話をされていかれますので、施術がピッタリと合わない場合はそんないい経過のお話が聞けるわけもありません。

施術の効果はかなり相性に左右されることがあります。

 

そもそも生理って何?

生理は、女性の体内で卵巣から卵子が排卵され、受精に至らなかった場合に、子宮内膜がはがれて体外に排出されることで起こります。

生理のしくみは、以下のとおりです。

  1. 卵巣から卵子が排卵される

女性の体内には、2つの卵巣があり、それぞれに卵子があります。排卵期になると、卵巣から1つの卵子が排卵されます。

  1. 子宮内膜が厚くなる

排卵された卵子が受精すると、子宮内膜は受精卵を着床するために厚くなります。

  1. 卵子が受精しなかった場合、子宮内膜がはがれる

卵子が受精しなかった場合、子宮内膜は必要なくなるため、はがれて体外に排出されます。これが生理です。

生理の周期は、一般的に28日です。排卵期は、生理開始日から約14日目です。

生理は、女性の体にとって重要な役割を果たしています。生理によって、子宮内膜の老廃物が排出され、新しい子宮内膜が作られるためです。また、生理によって、女性ホルモンのバランスが整い、健康な体づくりに役立ちます。

生理痛の原因は、主に以下の2つが挙げられます。

  1. 子宮の収縮による痛み

生理中は、子宮の収縮によって経血が子宮から排出されます。この子宮の収縮が強すぎると、子宮壁や周囲の組織を圧迫して、痛みを引き起こします。

  1. プロスタグランジンによる痛み

プロスタグランジンは、子宮の収縮を促進する物質です。生理中は、プロスタグランジンの分泌量が増えることで、子宮の収縮が促進され、痛みを引き起こします。

また、冷えやストレスなども、生理痛の原因となることがあります。

生理痛の症状は、人によって異なります。軽度の場合は、下腹部や腰の痛み、重度の場合には、吐き気や嘔吐、頭痛などの症状が現れることもあります。

出産すると生理痛は軽くなる?

出産するとほとんどの人が生理痛が軽くなるという意見がありますがそうでもありません。

 

ご来店しているクライアントさまでも、出産してから生理がひどくなった方もいますし、

 身近にいるわたしの知り合いの女性に関しては出産してもずっと生理痛がひどく生理時は声もかけられないほどでした。

 

そんな事もありますので 人それぞれなんですね。

 

自分が軽くなったから他人もそうだなんて自分だけの狭い世界で物事を考えるのはいけません。

 

整体、足つぼをしたからといって生理痛がどれくらい軽くなるかはわかりません。

 

効果の出方は 人それぞれなんです。

 

ほぼゼロから99パーセントまで、その人の体質や精神状態、施術の方法、お互いの相性など。

 

ですが、実際は多くの場合は効果がありましたと直接報告を受けています。

 

冷えとも強く関係しており、とにかくその症状に効果が見込めるだろうという施術をしていくだけです。

 

痛め止めの薬を飲んでも止まらない痛みもたくさんあります、それと似ているかもしれません。

 

あくまでもひとつの選択肢としてこんなのもありますよと、お考えください。

 

生理痛の施術は生理前と生理後にするのがベストです。整体を続けていけばいずれは生理前だけでも効果がでるかと思います。

 

普段の生活改善と整体を受ける事により少しずつ効果があがって、いずれは軽くすむように定着していけばいいかと思います。

 

整体と足つぼのどちらが生理痛の軽減に効果があるかというと現在のところ整体のほうが効果がでていますが足つぼの方が合う方もいるでしょう。

 

また、不妊・生理痛・生理不順・PMS等いずれも共通しているのは柔軟に骨盤が動いていないことです。

 

大体が閉まり気味で、そのまま開くことがなく固まっているので整体の手技で開きやすいようにしていきます。

  

生理痛は操法で承っています。