背骨の一部分が痛い

背骨が痛い。

 

この場合はわりと痛む部分はハッキリとしています。

 

どこが痛いですかと聞けば、ここが痛むとはっきりと指で刺すことができますが、自分の指では背中まで届かないので私の方で背骨を押えて確認します。

 

通常は整体としてみますが私の場合は95%が産後骨盤矯正の施術をしていますのでその産後骨盤矯正で来院された方で背骨が痛む方限定で見ているような感じです。

 

脊椎のズレは、ズレているから必ず直さないといけないとは限りません。痛む場合は直した方が良いですが、ズレが必要でズレている場合もあるので、そのあたりを解らずにとにかくズレているから矯正するというスタンスでは後日になって調子が悪くなる場合もあります。

 

特に整体の考えとしては急性的に過敏に痛む椎骨はそのままにしておけば勝手に治るのでわざわざ手をかける必要はないともされています。

 

それで痛む場合ですが直接胸椎の何番なのか調べます。腰痛の場合もあります。

 

先日から施術している方ですが、身体を反らせると痛いという事で確認しますと胸椎11番をゆすると痛みました。

その左右を押えると初回は左が痛かったのが2回目には右の痛みに変わり、3回目はそれほど痛みはなくなりましたが反らせるとまだ痛いということでした。

 

通常は腹臥位といってうつ伏せで背骨をみていきますが、反って痛むのがそれで改善しない場合は立つか座るかしてもらい胸椎を調整します。

 

痛む椎骨を上から上部方向に誘導するか下から上部方向に誘導するかで痛みの具合を見ても痛まない方で調整していきます。

 

カイロプラクティックならばボキッとしますが、当院ではそれはしません。

 

相手と術者互いの身体を使いながら調整しますので失敗して痛みが増すようなことはありません。初回の時は2日ほど逆に痛むことがありますがそれも施術を重ねていけば痛まなくなります。

 

そうはいっても極端に体格が立派な方は調節できない場合もあります。

どうしても椎骨が脂肪や筋肉によって埋まってしまい骨の確認が非常に難しいことがあるからです。

 

そんな場合は特別なので大体はOKなんですけど判りにくいケースもあるということです。

 

それで背骨が痛む場合の改善度合いですが、1回で良くなることもありますが6回しても痛みは残る場合もあります。

 

でも当初のようにずっと痛むのではなくて時々気になるくらいには落ち着くことが多いですから、気になるようならば検討してみてもいいのではないでしょうか。