骨盤矯正という言葉の歴史

個人的には骨盤矯正の「矯正」という言葉というか単語はあまり好きではありません。

 

普通に考えれば「矯正」ではなく「調整/調節」というのが本来使うべき言葉なんだろうと思っています。

 

それで骨盤矯正という言葉ですが、私が調べたのが十年以上前になりますが考えた人のホームページにそのことについて書いてありました。

 

しかし昔の事ですので今探してもそのホームページは出てきませんし記録もしていませんので、わずかに残った記憶だけを書きます。

 

そのホームページでは本人ではなくてホームページを管理している従業員の方か身内の方かどちらにしても身近にいた方がそのことについて書いてあったと記憶しています。

 

そして本人は骨盤矯正という言葉を商標登録しようと考えていたそうですが、そうする前にあっという間に骨盤矯正という言葉が日本全国に広まってしまったので今更自分だけの言葉にしてしまうのいけないことなんだろうとしてそのまま何もせずに世の中の言葉として広めるようにしたということでした。

 

それが今から約20年前に書かれた記事でした。多分。

 

カイロプラクティックでは骨盤の矯正は昔からしていましたが、骨盤矯正というのは整体という言葉と同じで日本人が考えた言葉です。

 

英語ならばいくつか骨盤矯正を表す言葉があるようですが、一番最初に書いてあったのが"Fixing pelvic tilt."。

「フィクスィング ピィルビック ティルト」と発音すればいいのでしょうか?

 

日本語で骨盤矯正といわずフィクスィング ピィルビック ティルトといってもいいはずなんですよ。

 

でも骨盤矯正という言葉を日本人が考えてそのように言った人が最初にいたわけです。

 

なのでそのあたりから日本で骨盤矯正という言葉が徐々に広がったという事になりますのでそれほど昔から骨盤矯正と同じことはしていましたが骨盤矯正という単語を使ったメニューで施術はしていなかったという事になります。

 

そして産後骨盤矯正という産後と骨盤矯正が連なった単語ですが、これは約10年前から使われ始めました。

 

その数年たってから石川県で最初に産後骨盤矯正という専門メニューを当院が使い始めました。

 

 

私自身は、小顔に関しても小顔矯正ではなくて小顔リフレだとか小顔メソッドという言葉を使っています。

 

骨盤矯正も骨盤メソッドというように言い換えて今後使いたいとも考えているところです。