股関節が痛むときのセルフケア

産後の骨盤矯正で股関節が痛むときにご指導しているセルフケアです。

 

骨盤矯正を終わってからもしばらくの間続けて頂くこともあります。

 

骨盤矯正と同時に行う施術だけでは改善しない特に痛みのある股関節痛の場合はこのセルフケアをして頂くようにしています。

 

股関節が痛むのは生まれつきの問題が年と共に出てきたか、数年間の生活習慣や運動不足から股関節に障害が出てきたのどちらかです。

 

産後痛むのは大体がホルモンバランスからの痛みと妊娠中からの運動不足による筋力ダウンによるものになります。

 

先天性な変形性股関節症などの問題がある場合でも初期段階ならば、セルフケアを半年~1年位続ける事で十分対応可能だと考えています。

 

股関節が痛いと来院されている方々にもこのケアを実際指導させて頂いています。

 

産後骨盤矯正での股関節痛簡単ケア

股関節痛ケア1

産後骨盤矯正で股関節が痛い場合の運動1
まずは足をできる範囲で大きめに開きます。
産後骨盤矯正で股関節が痛い場合の運動2
そのままゆっくりと深く腰を下ろします。 若い人ならもっと下まで落とせるはずです。
産後骨盤矯正で股関節が痛い場合の運動3
がに股になってできるだけ股関節を広げながら行います

股関節を屈曲していることを意識してスピードはゆっくり行います。

 

通常のスクワットとは違いますので3秒かけて腰を下して、3秒かけて膝を伸ばします。

 

最初は10回を目安に行います。

 

慣れてきたら20回はするようにして下さい。

 

安定しない場合は壁やイスを利用してつかまりながらしましょう。

 

 

股関節ケア2

産後骨盤矯正での股関節痛ケア2
股関節を矢印の方向に叩きます
産後骨盤矯正での股関節痛ケア2-2
少し斜め上から叩きます

最初は股関節の大転子と呼ばれる出っ張った骨を斜め上から叩きます。リズミカルに30回。

 

次は斜め前方向から大転子を叩きます。リズミカルに30回。

 

最後は斜め後ろ方向から大転子を叩きます。リズミカルに30回。

 

太ももがだるくなった時に叩くくらいの力加減で結構です。

 

これは股関節に付着する筋肉の感覚センサーを整える事と股関節に軽い衝撃を加える事で歩く疑似体験をさせるのが目的です。

 

膝や股関節は動くことによって血液が栄養を運び機能し、衝撃により骨は丈夫になります。

 

年寄りが寝たきりになるとあっという間に動けなくなるのはこういった事が原因となります。

 

 

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