尾骨・尾てい骨痛での骨盤矯正通院回数
産後の尾てい骨痛に関しましては、骨盤矯正の6回とします。
6回以内でほとんどの尾骨痛は軽減・改善していますが、痛みが全く改善されない場合はそれ以上の施術は無意味なので痛みが気になるのであれば整形外科かペインクリニックでご相談下さい。少しでも改善している場合、痛みゼロを目指す方はそのまま整体を継続しましょう。
尾骨/尾てい骨痛解説
産後では尾骨が痛む事があります。
尾骨は尾てい骨ともいいますが、言い方が違うだけで同じ事です。
一般的には尾骨よりも尾てい骨と言う方が多いですね。
なぜ痛むのかは色々とありますが、出産後すぐに痛むのは出産時に産道を通って赤ちゃんが出てきますのでその際に赤ちゃん自身の体が尾骨にあたり尾骨が損傷してしまうので痛みが出るということです。
または尾骨に付着する筋肉の緊張により尾骨が痛くなる場合や赤ちゃんをお世話する時の姿勢変化により痛む場合もあります。
軽く痛む・段々と痛みは減っているが少し気になる事があるという場合は、軽度によるものと考えられますので骨盤矯正により骨盤全体と尾骨周囲筋を調整します。
しかし尾骨がすごく痛む場合は尾骨が損傷している事が考えられるので整体の範囲外になります。
また会陰裂傷※をしてから痛みが残り尾骨付近が痛むという事もありますが、これも整体の手技では解決しないと思われます。
あくまでも私の判断になりますが骨盤矯正でよくなりそうならそのまま骨盤矯正を続けてもらいますし、他に原因があるようならばその事についてこちらから言うか、もしくは医療機関での治療をお薦めしています。
尚、尾骨のすぐ下には肛門があります。こちらの施術では尾骨の下に指を潜り込ますようにすることもあり肛門付近に指はいきますが直接肛門に指を入れたり触れたりするような事は絶対にありません。
他の整体院では肛門にふれないと施術できないやり方もあるみたいですから当院ではなくて他の整体院に行ったのならばカウンセリング時に最初から聞いておけば安心かと思います。
尾骨痛に対しては産後骨盤矯正の中ですることが大半ですが私の経験上の改善具合としては良くなる良くならないがはっきりとしています。
実は症例が増えれば増えるほど改善率は上がっていきません。
以前なら良くなる事の方が断然多かったのですが最近は半々くらいで推移しています。
普通なら経験を積めば積むほど改善率は上がっていかなければいけませんので難しい部類になっています。
基本的なやり方は直接骨をねらう事はしないで尾骨周囲筋の緊張に対してアプローチします。
良くならない場合は先に書いたように整形外科などの医療機関で診てもらうしかありません。
また姿勢を直すことで尾骨痛が回避される場合もありますのでセルフケア等も含めてご指導する場合もあります。
時々尾骨が痛いという話もあり、当然尾骨痛のページも用意してあるかと思っていましたがありませんでした。
随分前に整体としての尾骨については書いてあったのでそれと勘違いしていたようです。
これで産後症状についての大体の事はブログで書いたのではないかと思います。
これも大切な事ですが尾骨は精神的な事とつながりが深いと考えられています。
尾骨はヒステリーと関係していますので精神的な事から産後うつも尾骨が関係しているとも言われています。
このことは私の検証・観察がまだまだ足りていないのでこれから少しずつわかってくるでしょう。
尾骨関連ブログ 整体的考え人気ページと「尾骨とヒステリー」
※会陰裂傷と尾骨の関係
会陰裂傷で尾骨が痛くなることがあります。
会陰裂傷は、膣の出口と肛門の間の皮膚や粘膜の破裂です。通常、出産時に起こりますが、交通事故や落下などの外傷によっても起こる可能性もあります。
尾骨は、脊椎の下部にある小さな骨です。会陰裂傷の傷が尾骨に近い場合、座ったり、立ったり、歩いたりしたときに痛みを感じることができます。これは、尾骨が圧迫されたり、動いたりするからです。
会陰裂傷の痛みは、通常、数週間で改善します。痛みを和らげるために、氷を患部に当てたり、鎮痛薬を服用したりすることができます。また、円座クッションを使用すると、尾骨への圧力を軽減するのに役立ちます。
会陰裂傷の痛みが続く場合、医師に相談してください。感染や他の問題が原因である可能性があります。
https://medicalnote.jp/diseases/%E4%BC%9A%E9%99%B0%E8%A3%82%E5%82%B7
メディカルノートより
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