
腰痛患者は日本では約2800万人いるとされています。そして原因の見つからない腰痛は85%ということも言われております。
約2800万人も腰痛患者がいるということは治療をしても腰痛は治らないと考えるのが妥当なのに、すでに自分自身が腰痛になっていても、腰痛なんて簡単に治るだろうと思っている人が非常に多くいます。
人は自分だけは大丈夫と考える生き物なので、その気持ちはわかります。
人は、自分が慢性的な疾患や問題を抱えることを認めたくない意識傾向があります。
「自分はそれほど悪くない」「治療が必要なほど悪化していない、勝手に治るだろう」と信じることで、不安を軽減しようとする心理が潜在意識に近いレベルで働きます。
腰痛の原因に対する知識不足もあります。
腰痛の原因が複雑であることや、適切な治療を受けなければ慢性化するリスクがあることを知らない人が圧倒的に多いです。そのため、「自分の腰痛は特別ではない」と軽く考え、根本的な解決を目指さないことがあります。
どれだけ腰が痛くても、直接命にかかわるものではないので、痛い痛いと言いながら毎日を過ごしています。
腰痛があるので病院に行く
日本では腰痛で病院を受診しても、処方される治療が「痛み止めの薬」と「湿布」だけというケースが多く見られます。
実際に腰痛で病院に行った方は、ほぼこのケースになります。それにプラスしても注射と電気療法が組み合わさりますが、腰痛がこれで改善したのかと問われると、これがほとんどの方が満足いくような改善効果が得られてないという現状があります。
病院で行われる治療という現状にはいくつかの背景や理由が考えられます。
一般的な医療のアプローチ
日本の医療システムでは、腰痛の治療はまず症状を一時的に緩和することに重点を置く傾向があります。
薬や湿布は短期的には効果的ですが、根本的な原因を解決するものではありません。そのため、再発や慢性化に至るケースが多いのが実情です。
腰痛の原因特定の難しさ
腰痛は原因が多岐にわたり、特定が難しいことがあります。後に詳しく解説しますが以下のような場合が考えられます。
●筋肉性の腰痛・・・疲労や筋肉の緊張が原因。
●椎間板や関節の問題・・・椎間板ヘルニアや関節炎など。
●心理的要因・・・ストレスや不安による緊張。
画像診断(MRIやレントゲン)でも異常が見つからないケースでは、「とりあえず痛みを抑える」という処置が取られることが多いです。とりあえず痛みを抑える事で後は時間と共に自己回復力で良くなるだろうという考えもあります。これは風邪を引いて風邪薬を飲むのと同じ考えになります。
時間とコストの効率
病院の診察時間や医師の数には限りがあり、患者一人ひとりに十分な時間をかけて根本原因を探ることが難しい場合があります。また、患者自身も「安くて、時間をかけずにすぐに治る方法」を求める傾向があり、医師と患者の双方が対症療法に依存してしまうことがあります。
予防やリハビリの認識不足
本来であれば、痛み止めや湿布に加えて、後に詳しく解説しますが次のような治療法を組み合わせるのが理想的です。
●運動療法やストレッチ・・・筋力バランスを整える。
●姿勢矯正や生活習慣の見直し・・・腰に負担をかけない習慣づくり。
●理学療法・・・骨盤や関節の調整。
しかし、これらのアプローチは病院での標準的な治療として提供されることが少なく、患者自身が積極的に探す必要があるのが現状ですが、当の患者自身が自力よりも他力に頼るというために腰痛に対しての知識が養われることはありません。
腰痛のほとんどは原因があります
原因の見つからない腰痛は85%といわれていますが、腰痛には必ず原因があることで痛みが出ます。
しかしその原因が見つけられないから、原因の見つからない腰痛は85%といわれているのです。
腰痛はガンなどの病気や内臓の問題をのぞけば、筋肉、椎間板、椎間関節、仙腸関節のいずれかに原因があって腰に痛みが引き起こされていることは確実なのです。
そしてその痛みを大きくしているのがストレスなのです。
産後の腰痛だけはこれに加えてホルモンバランスが関係してきます。
病院で原因がわかる腰痛とわからない腰痛

病院で原因がわかる腰痛は、レントゲンやMRIなどの画像検査で痛みを発症している箇所が判断できるケースになります。
それはつまり、痛みを発している部分が画像に写っているということです。
画像に写っていれば、その腰痛は医療として治療法が確立されているので治療をすることが出来ます。
ですからまずは病院で検査をして、原因が見つかるのか見つからないのかを早く患者自身が認識する必要があります。
原因が見つかるのであれば、それは病院で治すべき腰痛、もしくは病院でしか治せない腰痛に該当します。
検査で原因がみつからなければ、どの病院でもとりあえず鎮痛薬や湿布が処方されます。
そのまま一ヶ月、二ヵ月、三ケ月たって、腰痛が治らなくても同じ治療が繰り返されます。
その経過を経て、約2800万人といわれる腰痛人口の中に自分も仲間入りするのです。
けっして仲間にはなりたくないのですが、自分自身が腰痛治らないな~とう自覚があれば立派な腰痛持ちなのです。
しかし、あきらめないで下さい。まだやっていない事があります。
それはやっているけど足りていなかった事や、間違った認識をしていた事です。
自分の腰痛がわかれば、必ず現状より改善します、良くなります。
今までこのブログでは腰痛に関しては何十件というブログを書いてきましたが、このブログが決定版になります。
自分の腰痛が何なのか、理解して腰痛人口の中から脱出しましょう。
自分の腰痛が何なのかの診断
先ほど書いたように腰痛は、筋肉、椎間板、椎間関節、仙腸関節のいずれかに原因があることで腰痛が発症します。
産後の場合は育児での偏った体の使い方による筋肉の硬直によって腰痛が起こることは非常に多いのですが、産後一年以上経っている場合や、普段治らずに続いている腰痛というものは筋肉だけの問題は少なくなり、椎間板、椎間関節、仙腸関節の異常によって筋肉も痛くなることが併発されて腰痛になります。

◆上体反らしをすると腰が痛むケース
この場合は、椎間関節性腰痛の可能性が高くなります。脊柱管狭窄症タイプです。
椎間関節性腰痛のメカニズム
椎間関節は、脊椎(背骨)の後方にある小さな関節で、上下の椎骨をつなぐ役割を果たします。この関節が正常に機能していない場合、腰を反らす動作(伸展動作)で次のような負荷がかかり、痛みが発生します。
●強い圧力が関節に集中する
腰を反らすと椎間関節が圧迫され、関節の表面や周囲の軟骨組織に過剰なストレスがかかります。この圧力により、軟骨が擦り減っている場合や、関節に微細な損傷がある場合に痛みが誘発されます。
●関節周囲の炎症
過剰なストレスにより、関節包や周囲の軟部組織に炎症が生じると、神経が刺激されて痛みを感じます。これが慢性的になると、ちょっとした動作でも鋭い痛みが起こることがあります。
脊柱管狭窄症タイプの特徴
脊柱管狭窄症の場合、椎間関節の問題に加えて、神経圧迫が関連していることが多いです。腰を反らすことで、以下のメカニズムが関与します。
●脊柱管の狭窄が強くなる
腰を反らす動作で脊椎の後方部分がさらに狭まり、椎間関節が過剰に圧迫されるとともに、脊柱管の中を通る神経(馬尾神経や脊髄神経)が圧迫されます。この圧迫が腰痛や放散痛(足への痛み)を引き起こします。
●神経根の炎症や刺激
神経が圧迫されると、周囲の組織に炎症が生じたり、神経そのものが過敏になったりします。その結果、腰や下肢に痛みやしびれが生じやすくなります。
上体反らしで痛みが強くなる理由
反らす動作では、椎間関節が通常よりも強く閉じるため、関節自体にストレスが集中します。
関節の炎症や神経圧迫がある場合、この負荷が痛みを誘発しやすくなります。
特に、脊柱管狭窄症では、腰を反らすと脊柱管が狭まり、神経への圧迫が増すため、痛みや違和感がさらに顕著になります。
◆前屈すると腰が痛むケース
前かがみになると痛むこの場合は、椎間板性腰痛の可能性が高くなります。ヘルニアタイプです。
椎間板性腰痛とは
椎間板は、背骨(脊椎)の椎骨と椎骨の間にある軟骨組織で、クッションのように衝撃を吸収し、脊椎の柔軟性を保つ役割を担っています。椎間板性腰痛は、この椎間板の損傷や変性が原因で起こる痛みです。
前屈動作で痛みが出る仕組み
前屈では、脊椎が屈曲(丸まる)し、椎間板やその周囲に特定の負荷がかかります。この動作が痛みを引き起こすメカニズムは次の通りです。
●椎間板への負荷
☑圧力の集中
前屈すると、椎間板の前方が圧縮され、後方(脊柱管側)に圧力がかかります。この圧力により、椎間板の中心にあるゼリー状の組織(髄核)が後方へ移動します。
☑椎間板の損傷
椎間板が加齢や過剰な負担によって弱くなっている場合、髄核が外側の繊維輪を押し広げたり、場合によっては破れて飛び出す(ヘルニア)ことがあります。この状態では、動作時の圧力変化で痛みが強くなります。
●神経への影響
☑神経根の圧迫
髄核が椎間板の外に突出すると、近くを通る神経根に触れる、または圧迫することがあります。この圧迫が痛みやしびれ、筋力低下の原因になります。
☑炎症の波及
椎間板の損傷や神経圧迫により、炎症が起こると化学物質(炎症性サイトカイン)が放出され、痛みがさらに増幅されます。
☑前屈時の負荷増大
前屈では、椎間板後方の負荷が通常よりも大きくなるため、既に損傷がある椎間板では痛みが顕著に現れます。
特に椎間板ヘルニアでは、神経根への圧迫が前屈時に増すことで、腰痛や放散痛(下肢への痛み)が強くなります。
炎症による痛みの発生
椎間板や神経が圧迫されると、その周囲で炎症が起こります。この炎症による痛みには以下の要素が関係します。
●神経過敏化
圧迫や炎症によって、神経根が過敏になり、軽い動作でも強い痛みを感じるようになります。
●周囲組織への影響
椎間板が突出すると、靭帯や筋膜などの周囲組織にも炎症が波及し、さらに痛みを悪化させる場合があります。
◆長時間同じ姿勢をとる人または妊娠中や産後の女性
仙腸関節(せんちょうかんせつ)からくる腰痛は、仙腸関節にかかる過剰な負荷やその周囲の炎症によって引き起こされます。ここでは、その痛みが発生する仕組みと、特に長時間同じ姿勢を続ける仕事や妊娠・出産が腰痛に関与する要因について説明します。
仙腸関節は、骨盤の仙骨(背骨の一番下の骨)と腸骨(骨盤の両側の骨)をつなぐ関節です。
この関節は非常にわずかな動きしかありませんが、体重を支える重要な役割を担い、上半身から下半身への衝撃を吸収しています。
産後骨盤矯正で、腰が強い痛みがある場合はほぼこの仙腸関節から起こる腰痛です。

痛みが出る仕組み
仙腸関節からくる腰痛のメカニズムは以下のようになります。
●負荷の集中
長時間の不良姿勢や繰り返しの動作により、仙腸関節に過剰な負荷がかかると、関節周囲の靭帯や軟部組織が引っ張られたり、過伸展したりします。
特に、関節の安定性を保つ靭帯が損傷すると、炎症や痛みが生じます。
●炎症による痛み
過剰な負荷や靭帯の損傷により、仙腸関節周囲で炎症が起こり、痛みの原因になります。
関節内の炎症による化学物質(炎症性サイトカイン)の放出が神経を刺激し、鋭い痛みや鈍痛を引き起こします。
●関連する筋肉への影響
仙腸関節の異常があると、周囲の筋肉(腰方形筋、大臀筋、梨状筋など)が過剰に緊張し、筋膜の炎症や腰痛を引き起こします。
長時間同じ姿勢の仕事が与える影響
●仙腸関節への負担
長時間同じ姿勢を続ける(例:デスクワーク、運転、立ち仕事)と、仙腸関節に特定の方向への圧力がかかり続けます。
この持続的な負荷が関節の硬さを引き起こし、動きが制限されることで炎症や痛みを誘発します。
●血流の低下
同じ姿勢を続けることで、関節周囲や筋肉の血流が悪化し、組織の回復能力が低下します。
血流不足により、老廃物が蓄積され、痛みの原因となります。
妊娠・出産による影響
妊娠・出産は仙腸関節に特に大きな負担を与える要因です。
●妊娠中の影響
☑ホルモン(リラキシン)の分泌
妊娠中に分泌されるホルモン「リラキシン」は、出産時に骨盤を広げやすくするために靭帯を柔らかくします。しかし、この靭帯のゆるみが仙腸関節の安定性を低下させ、関節への負担が増加します。
☑体重増加と姿勢変化
妊娠中の体重増加や重心の変化(反り腰)は、仙腸関節に過剰な負荷をかけるため、痛みが出やすくなります。
☑出産の影響
出産時の分娩動作では、仙腸関節や恥骨結合が大きく広がります。この急激な動きが関節や靭帯にストレスを与え、痛みや炎症を引き起こすことがあります。
産後の体の回復中、骨盤の歪みや関節の不安定さが腰痛を悪化させることがあります。
腰痛を根本から治すためのするべきこと
まず最初の一歩ですが、体幹を安定させるために体幹深層筋の働きを取り戻さなければなりません。
その為のセルフケアがドローインです。
ドローイン
座った状態でもできますが、できれば仰向けで寝た状態で行った方がより効果的です。

鼻から息を吸って、鼻もしくは口から長く強く吐く、その時に少し尾骨が天井に向かうように意識してヘソを床に押し付けるようにします。息を吐ききったら押し付ける力を抜きます。そうすることでお腹が凹み深層筋である腹横筋が鍛えられます。これを最低でも1分位は繰り返して下さい。
腹横筋は自前のコルセットなので、そのコルセットが働く事により腰痛改善となります。
骨盤を起こす(上体反らしで痛むときはしません)
普段立ち仕事をしていない人は、ほぼすべての方にいえますが、骨盤が後傾しています。
立ち仕事では、骨盤が前傾した状態でなければ仕事が出来ないので腰は反るのが自然です。
その為に腰が極端に前傾した反り腰という姿勢になる人も多く見受けられます。
しかし、反った腰よりも後ろに丸くなっている腰の方が断然多いのが大多数の腰痛の現状です。

腰が丸くなり、背中も丸くなり、アゴが前にいくことでお婆さん様な姿勢になり10歳は老けて見えます。いくら化粧や見た目をよくしてもベースになっている本体の姿勢が悪いままでは何をしても良くならないし勿体ないとしか言えません。
腰の丸まりによって腰椎と骨盤からの腰痛が非常に多くなります。骨盤を意識的に起こすことでこの姿勢による腰痛が大幅に改善されます。
このドローインと骨盤を起こすという二つの事をこれから毎日続けて下さい。毎日というのは生きている限りずっと続けるという意味です。
半年、または20年以上続いていた腰痛であっても必ず改善します。必ずです。
毎週マッサージに通っていた人でも、それが二週間に一度になり月に1~2回のマッサージ通いになるだけでも相当の効果があると思えるでしょう。
またこれから説明する自分に合った腰痛対策をすることにより、毎日「こし痛い」と何かある度に声に出して言っていたのが、痛いと声を出す回数が少なくなります。あれほど頻繁に声に出していた、感じていた腰の痛みを忘れる事が多くなっていきます。
◆上体反らしをすると腰が痛む場合の運動
これまでの説明を読んで頂ければ、なぜこの運動が有効なのか理解できます。逆になぜこの運動をするのかわからない場合は、もう一度説明を読んで下さい。この理屈が理解できない限り腰痛が改善することはありません。
✅ドローインしながら肩甲骨から持ち上げるように頭を浮かす。

✅猫のポーズ。お腹を引き込ませながら行う。

✅土下座風ポーズ。四つん這いから背中を丸めながら背骨から骨盤にかけて伸びる感覚を感じます。

✅太もも前面ストレッチ①② 腰をなるべく起こした状態で行います。


◆前かがみになると腰が痛む場合の運動
✅腰を反らせます。3分程度。加齢によっても腰はそらなくなるのできつい場合は肘を曲げて少しづづ慣らしていく必要があります。


✅スーパーマン体操。 反って2~3秒キープで力を抜きます。10回前後しましょう。できない場合は少し上げるだけでも良いですし、右腕と左脚のクロスで上げてもいいです。

✅ハンドニー。お腹を凹ませながら腕と脚が水平になるように意識します。左右30秒程度。

✅もも裏のストレッチ。色々なやり方がありますがやりやすい方法で左右30秒で2回以上。


◆仙腸関節が痛む場合の運動
腸骨を制御することによって仙腸関節のズレを修正します。程度によっては3~4カ月くらいしっかりと行うことでしか改善しない場合もありますが、この方法が最も有効であると考えています。
これは自分で行うのは少し難しいので、できない場合は当院に骨盤矯正に来て頂ければ施術として行います。
✅痛む側の腸骨をしっかりと把持して、腸骨を前傾または後傾させた状態でゆっくりとおじぎをします。
痛みが少なくなった方を6回繰り返します。


✅上記で痛みが変わらない場合は、骨盤をしっかりと両側から押さえておじぎします。骨盤ベルトがある場合はベルトを使った方が効果は高いです。


✅先ほど骨盤を後傾させておじぎをした時に痛みが少なくなった場合の追加運動とて、お尻の運動も追加します。ゆっくり上げ下げするように10回以上。


✅先ほど骨盤を前傾させて痛みが少なくなった場合と、骨盤を締めて痛みが少なくなった場合の追加運動とて、もも上げの運動も追加します。ゆっくり上げ下げするように10回以上。手で上げる脚に抵抗を加えるとさらによいです。

普段から気をつけるで腰痛を予防
よくギックリ腰になる方もいますが、防止するには、普段から行動を起こすときはその行動を意識するという事です。
ギックリ腰が不意になることからわかるように、行動を意識する事で予防が出来ます。
これをいつも意識する事で、無意識のうちに意識をすることができるようになります。
猫背や反り腰という姿勢改善というのは、ほぼこの意識づけで改善します。
誰の手によるものでなく自分自身で直せることなのです。
産後の骨盤矯正や通常の骨盤矯正、整体でも基本的な事は同じです。
そしてこれまで解説してきたことで、自分の腰がどのような状態で、それをどうすればいいのか理解できているはずなので、いい状態になるように運動と意識づけをすることで何十年と続いていた腰痛がかなり楽になっていくのです。
世の中には色々な情報がありますが、ここに記した方法がほぼベストに近い情報になります。
また追加情報がありましたら、書き加えたりしますので、ぜひ腰痛改善に役立てて下さい。
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