軽く身体を触っただけでも、痛い・くすぐったい、という感覚の事はここで何度か書いています。
ちなみにくすぐったいはこそがしいと同意語です。石川県の人はなかなかくすぐったいとは言いませんのでくすぐったいという言葉自体がピンとこない人も多いです。
それで痛いとくすぐったいですが、実際はほぼ横並びの感覚です。
同軸上に並んで存在する感覚ともいえます。
痛いと出るかくすぐったいと出るかは人それぞれで実際は痛いのがベースにあるような感じになります。
くすぐったい時に大雑把に触ったり、少し強めに触ると痛いに変わります。

くすぐったいと何がいけないのかというと、身体が逃げてしまう事です。
痛い場合は多少我慢できますが、くすぐったいと上やら横やらに身体が逃げようとするのでどうやっても施術ができなくなります。
わきの下をくすぐられた時を思い出して頂けば、それと同じことだとわかるでしょう。
痛いといってもすごく痛いわけではなくて何と言うのか、痛い感覚にすごく敏感な人達の拒絶反応とか防御反応から来るものだと考えられます。
どっちにしても整体や骨盤矯正がすごくやり難い事には変りはありませんが、多少不快であってもそのあたりの感覚から外れて整体をすることが可能であるならばその範囲でやるようにしています。
なかには、1回目の時はくすぐった過ぎてまともに矯正ができなかった方でも2回目からは随分とくすぐったさが和らいで意外とできる事もあるので1回してダメだからといって諦めるものでもないかと思います。
これは経験からわかったことで以前は一回目で「こんなにくすぐったかったら体にまともに触れないのでもうこれ以上はできません」といってお断りをしたこともあったくらいですが、多少の工夫も加えて今ではそんな事もほとんどなくなりました。
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