帝王切開後の産後骨盤矯正の重要性と効果

帝王切開だと骨盤矯正をしなくてもいいと思っているかもしれませんが産後骨盤矯正は必要です。

 

帝王切開は、出産の方法の一つとして広く行われていますが、手術による切開によって骨盤周辺の組織に影響が及ぶことがあります。そのため、帝王切開を経験した女性でも産後の骨盤矯正は重要なケアの一環と言えます。

 

私はすでに何百人という帝王切開をしたお母さん達の骨盤を観ていますが見事に歪んでいます。

 

私は帝王切開なので骨盤矯正は必要ありませんと言われたこともありますがそれはあまりにも無知なことで歪んでいることに気が付いていないから逆に幸せなのかもしれません。

 

産道を通っていないので必要じゃないと思うのも無理はありませんが、元から歪んでいた骨盤は産道を通っていないからこそリセットされておらず、また長い間胎児を骨盤で受け止めていたのは自然分娩と同じですから自然分娩以上に骨盤には癖がついています。

 

産後24時間トコベルトを装着して自分で運動できるのならいいですが、帝王切開をすると手術痕が傷むので当分の間ベルトはできません。みなさんそのように言われます。

 

逆に考えれば骨盤ベルトができないからこそ、尚更帝王切開の方が骨盤矯正の必要性があるのだと考えています。

 

後々の生活によりどうなるか推測できますが、とりあえず骨盤矯正をしておけば後々はどうなったとしても「しなかった後悔」はありません。

 

骨盤矯正、特に産後にする目的は骨盤を整えて締めることです。

世の中には全然締まらない・締めていない骨盤矯正がたくさんありますので、ちゃんと締めれる骨盤矯正(結果の出せる整体院)を選んで下さい。

 

帝王切開の場合は矯正回数は5回でしたが、産道を通っていない分、普通分娩より歪みのクセが強い事も施術を続けていく内にわかってきましたので6回に変更しています。

 

余談ですがほとんどの帝王切開の場合横切りです。私が昔何人かに聞いた時はみなさん縦切りだったので縦なのが当たり前だとずっと思っていたのですが、どうもそれはたまたま縦の方が重なっただけで統計をとればほとんどの方が横でした。

そんな勘違いや間違いもあるくらいなのでまだまだ骨盤矯正も改良の余地があるかもしれません。

改良しながらもっともっと巧くいくようにやっていきます。

 

帝王切開

帝王切開後の股関節痛や骨盤の変位は、以下のような要因によって引き起こされます。

●手術による影響

帝王切開では、骨盤周辺の筋肉や組織(主に腹直筋)に切開が行われるため、手術による影響が生じます。これにより、骨盤の安定性が低下し、股関節痛や骨盤の不調和が生じることがあります。

 

●姿勢の変化

妊娠中からの体重増加や妊娠ホルモンの影響により、骨盤周辺の筋力が低下します。また、妊娠期間中の姿勢の変化も骨盤の位置を変える要因となります。帝王切開後も、これらの変化が股関節痛や骨盤の不調和を引き起こす可能性があります。

 

 

骨盤矯正は、帝王切開後の産後ケアにおいて重要な役割を果たします

以下に、骨盤矯正が持つ効果について説明します。

 

●骨盤の正しい位置への調整

帝王切開によって骨盤の位置が変化している場合、矯正を行うことで正しい位置に戻すことができます。正しい位置に戻すことで、股関節の安定性が向上し、股関節痛の軽減や改善が期待できます。

骨盤矯正では、骨盤が整う事によって正しく筋力がつくようになります。これにより、骨盤周辺の筋力を回復させ、骨盤の安定性を高めることができます。

 

●姿勢の改善

骨盤矯正には、姿勢の改善も含まれます。正しい姿勢を維持することで、骨盤の位置を安定させ、股関節への負荷を適切に分散することができます。

 

帝王切開後の産後骨盤矯正は、股関節痛の軽減や骨盤の安定性の回復に効果的です。

専門家が行う骨盤矯正は、個々の症状や体の状態に合わせたカスタマイズされたアプローチが行われます。

 

まとめると、帝王切開後の女性でも産後の骨盤矯正は重要です。

骨盤の位置調整、筋力トレーニング、姿勢の改善などを行うことで、股関節痛の軽減や骨盤の安定性の回復を促すことができます。