産後骨盤矯正で顔面神経の対応

産後骨盤矯正で顔の右半分が妊娠前からずっと痛むというか感覚がおかしくなっていて、頭痛もあるというママさんがご来院になりました。

 

妊娠前から症状があるという事なので産後の不調とは全く関係ありませんが、私はそんな難問が大好きなので断らずに受ける事にしました。

 

専門家でなくても誰が考えても顔面神経が関係しているだろうと推測されると思います。

 

顔面神経

まずは、顔面の神経についてわかりやすく書いていきます。

 

顔面神経:表情を作る

脳の司令塔から出発

顔面神経は、脳の中にある司令塔「脳幹」という場所から出発します。脳幹は、体のいろんな動きを指示する重要な場所です。

 

顔の筋肉を操る

顔面神経は、額の筋肉、目の周りの筋肉、頬の筋肉、口周りの筋肉など、顔の筋肉を操る魔法使いのような神経です。

 

長いトンネルを通って顔へ

顔面神経は、脳幹から長いトンネルを通って顔へ向かいます。

 

このトンネルは、「顔面神経管」という名前で、側頭骨という骨の中にあり、神経はそこを通って耳の下から出ます。

顔面神経ルート

枝分かれして筋肉に繋がる

トンネルを出た後は、枝分かれして顔の筋肉に繋がる。まるで、電線からたくさんのコードが出ているようなイメージ。

 

表情を作る

これらの筋肉が動くと、喜怒哀楽などのさまざまな表情を作ることができます。

笑顔を作ったり、怒った顔を作ったり、泣いたり笑ったり、顔面神経は表情を作ります。

 

脳幹:体の司令塔と生命維持装置

脳幹は、脳の中にある小さな部分ですが、体の司令塔と生命維持装置という、とっても重要な役割を担っています。

 

司令塔

脳幹は、体の動きや感覚、呼吸、心拍数、睡眠、体温など、体のいろんなことを指示する司令塔。

 

例えば、

手を上げたり、走ったりする動き

目や耳からの情報

ご飯を食べる、話すなどの動作

眠くなったり、目が覚めたりすること

心臓がドキドキしたり、呼吸したりすること

 

これらの指令は、脳幹から体の各部分に送られます。

 

生命維持装置

脳幹は、呼吸や心拍数など、生きていくために絶対に必要な機能をコントロールする生命維持装置でもあるんだ。もし脳幹がうまく働かなくなったら、呼吸ができなくなってしまったり、心臓が止まったりして、命に関わる危険な状態になってしまいます。

 

小さな巨人

脳幹は、脳全体のほんの一部ですが、体の司令塔と生命維持装置という、とっても重要な役割を果たしている小さな巨人です。

 

脳幹

顔面神経まとめ

 

顔面神経は、脳幹にある顔面神経核から出発し、顔面神経管というトンネルを通って顔の筋肉に繋がる神経です。この神経が、喜怒哀楽などの表情を作る役割を担っているのです。


産後骨盤矯正での対応は?

今回は事前に問い合わせがありませんでしたので、その場で考えて対応しましたが、基本的には骨盤矯正の手技だけでは顔面神経の不調に対応できません。

 

見た目ではお顔にマヒがある感じは全くありませんが、頭痛があるということなので、後頭骨や後頭下筋群をリリースします。そられは耳の下に直接関係する箇所になりますので、何か反応があるだろうと推測しながら施術をしました。

 

二回目の時ですが、産後骨盤矯正が終わって一週間の間、全く頭痛や顔の違和感がなくてびっくりしたという事です。

 

今回は顔には多分触っていないはずなので、効果がなければ顔の方も施術していくつもりでしたが必要はありませんでした。

 

実はこちらのママさんですが、妊娠中は何度もヘッドスパに行かれていたという事ですが、改善はありませんでした。

 

ヘッドスパは気持ちが良くて、リラックス目的ならば最適ですが、症状によってはそのような施術で効果が見込めませんので、何をどうすればその症状や不調が改善するのか考えられる整体院に行かれるのが近道だと思います。

 

また手技では改善しない場合はペインクリニックでのブロック注射の治療等が必要になると思われます。

 

 

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