産後骨盤矯正に行く前に・子宮復古不全

産後になりやすい病気として、子宮復古不全(しきゅうふっこふぜん)があげられます。

 

産後骨盤矯正の行く前に気になるようであるならまずは病院で検査をお勧めいたします。

子宮は大事

子宮復古不全とは

子宮復古不全とは、妊娠中に大きくなった子宮が、産後にうまく収縮せず、妊娠前の状態になかなか戻らないことを指します。

 

子宮復古不全になると、通常は産後一か月からおさまってくる悪露や出血が続いたり、お腹が痛くなったりと、子宮内感染症のリスクも高まるため、はやめに病院で適切な処置を受けることが大切です。

 

子宮復古不全の原因は、子宮の収縮をさまたげる明らかな病気がある「器質性」と、病気以外が原因の「機能性」に分けられます。

 

具体的には、「器質性」として胎盤遺残、子宮筋腫、子宮内膜炎、子宮筋の疲労、微弱陣痛、子宮収縮抑制薬の長期使用。「機能性」としては授乳をしていない、母体疲労、便秘などが原因として挙げられます。

 

治療法としては、子宮の内容物を取り除くことや、母乳による授乳を促すこと、子宮を冷やしたりマッサージしたりすること、子宮収縮薬の使用などがあります。

 

また、正常な排尿や排便を心がけること、適度な運動をすること、授乳することで子宮の収縮を促すことが大切です。

 

子宮の内容物を取り除く方法には、子宮内に細長いチューブを挿入して、陰圧をかけて、子宮の内容物を吸引して除去する方法があります。

この手術は「子宮内容除去術」と呼ばれ、麻酔をして行われます。 また、子宮収縮剤の投与や、子宮を冷やしたりマッサージしたりすること、母乳による授乳を促すことなども、子宮復古不全の治療法の一つです。

 

ただし、治療法は原因によって異なるため、病院で適切な処置を受けることが大切です。

 

 

産後の骨盤矯正では治療の予後には役立ちます

産後骨盤矯正をすると母乳の出が良くなることが確認されているので、子宮の収縮を促進するのに役立ちます。

 

また腹圧も意識するような施術もしていますのでそちらでも子宮の動きにアプローチできています。

 

関連ブログ 産後になりやすい病気リウマチ