骨盤矯正だけでは痩せない?産後ダイエットの正しい優先順位【医学的に正しい痩せ方】


👩‍⚕️こんにちは、金沢市の産後骨盤矯正のほしみぐさです。

産後、「骨盤矯正をすれば痩せますよね?」というご相談を本当に多くいただきます。

でも、それって本当でしょうか?

🔸骨盤を締めればウエストが細くなる?
🔸骨盤矯正をしたら、体重が自然に落ちる?

 

実際に骨盤矯正をして痩せる事はあるのですが、医学的・栄養学的観点からいえば、骨盤矯正“だけ”で痩せることは、基本的にありません。

産後ダイエット

🎯【産後ダイエットの正しい優先順位】とは?

ここでは、体脂肪を落として「本当に健康的に痩せる」ために必要な優先順位を、わかりやすくご紹介します。

 


✅【第1位】食事の見直し(摂取カロリーと栄養バランス)

痩せるには「摂取カロリー < 消費カロリー」が大前提。


産後でも、甘いおやつや炭水化物中心の食事を続けていては痩せません。

・白ごはんを雑穀米にしてみる
・どうしても甘いものが欲しい時は、糖質オフのおやつに切り替える
・オートミールも人気ですが、苦手な方は無理に取り入れなくてOK。大事なのは“続けられること”です。

食事内容を変えるだけで、1ヶ月で−2~3kgの差が出ることも。

 

🌿ダイエットは「おいしく、続けられる」が正解

「これ体にいいんだよね…でもまずい…」というのは長続きしません。
無理に話題の健康食を取り入れるより、自分が無理なく食べられる“ちょっとヘルシーな選択”を積み重ねるほうが、実はダイエットはうまくいきます。

 

 

✅【第2位】睡眠と自律神経の安定(ホルモンバランスの正常化)

産後は睡眠が極端に不規則になります。


これが続くと「太りやすいホルモン(コルチゾール)」が増え、「痩せホルモン(レプチン)」が減ります。

🔹睡眠不足が1週間続くと、食欲が増え、代謝が10%以上落ちるとも言われています。

少しでもまとまった睡眠がとれるよう、昼寝や家族の協力を得ることも含め、まずは睡眠優先の生活を。

 

 

✅【第3位】生活習慣(早寝早起き・ストレス管理)

「夜中にスマホを見ていて寝落ち」「食べるのが深夜に」


こういったリズムの崩れが太りやすさを作ります。

 

生活が不規則だと、どんなに運動しても痩せにくい体質のままです。

 

 

✅【第4位】軽い運動・活動量の確保

ジムに行かなくても大丈夫。


大切なのは日常でどれだけ身体を動かしているかです。

・赤ちゃんを抱っこしてスクワット
・お散歩ついでに早歩き5分
・ベビーベッドで寝かしつけながらストレッチ

運動は「汗をかくほど」ではなく「筋肉を刺激すること」が大事です。

 

 

✅【第5位】母乳育児(体重減少の個人差あり)

母乳育児は1日500kcal前後のエネルギーを消費します。


しかし、これには個人差が大きく、「痩せた」という人もいれば、「むしろ太った」という人もいます。

 

食事内容が乱れていれば、当然ながら体重は減りません。

 

 

✅【第6位】骨盤矯正(体型サポート・代謝の土台作り)

骨盤矯正は、痩せるというより「痩せやすくなる体をつくる」ための準備段階です。

・内臓が正しい位置に戻る
・姿勢が良くなって腹圧が上がる
・むくみや冷えが改善しやすくなる

ただし、「骨盤を締めたから3kg落ちた」というのは誤解です。
骨盤矯正だけでついた脂肪が消えることはありません。

 

 

💬まとめ:骨盤矯正は「整える」ものであって「痩せる」ものではない

「骨盤を締めたら痩せる」という情報に希望をもって来院されるママも多いですが、私たちは正直に伝えたいのです。

 

本当に痩せたいなら、まずは生活を整えること。

 

そして、整えた体をより良くするために、骨盤矯正は「痩せやすくするための基礎」として考えてください。

 

 

🌿産後骨盤矯正整体院ほしみぐさでは

育児中で時間もエネルギーも少ないママにこそ、「効率よく」「負担なく」「続けられる」アドバイスをしています。

 

・骨盤矯正+生活改善サポート
・自宅でできる食事&運動のコツ
・姿勢や睡眠の整え方

 

どこよりも「現実的な」サポートをしていますので、興味がある方はぜひご相談ください。

 

 

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