腕があっても整体院は潰れる時代

閉店

本日は閉店しましたではなくて、廃業した方の閉店の話です。

 

県外で以前よく見ていた整体院をしている方のホームページを3年ぶりくらいに見たらホームページが消えていました。

 

アメブロは残っていたのですが、2年前から更新が途絶えていました。

 

他でしているならブログに書くはずなので多分コロナ廃業したのでしょう。

 

ブログを見る限りではしっかりと勉強して整体の腕も確かなようでしたのに、まさかやっていないなんて思いもしませんでした。

 

今の時代はいくら整体が上手くてもやっていけない時代なのです。

 

 

なぜ整体院はやっていけないのか?

まあ、私なりに考えたことですがいくつか考えられます。

 

◎情報が増えた

昔は腰が痛くなれば、接骨院や整体、もしくは整形外科にいくのが普通でしたが、今ではまずYouTubeで腰痛の体操を探すようになりました。とりあえずその情報の中から色々試して改善を試みるようになったからです。いくつか試すうちになんとなく効果があるようなものも出てきることもあるので、極端に痛くない場合や、慢性的にずっと痛い場合はそれで間に合ってしまうケースがあります。

 

◎選択肢が増えた

整体院の数が過剰に増えているので前までなら10件の中から選んでいたのが30件の中からどれか選ぶようになった事やトレーニング関係のジムが増えたので身体を鍛えることで症状の改善をするようになったことも流出の原因でしょう。

また産後に関しては親子で触れ合いながら一緒に受ける教室がかなりの数に増えています。

このような選択肢が増える事によって今までお客様が10だったのが2くらいに減ってしまい経営が出来なくなってしまいます。

 

◎時代に合った宣伝方法

今ではラインとインスタグラムが整体院の主流になっています。

ひと昔前ならホームページとFacebookでしたがわずか数年で今まで使っていたものが廃れてしまいます。

昔ポケベルがありましたが、これは10年位大流行しました。ほとんどすべての会社員がベルトにポケベルを装着して誰かのポケベルが鳴ったらあっ俺かというような感じでみんな一斉に自分のポケベルを見たりしていました。着信音の切り分けがほとんどないポケベルだとそんなこともありましたが、携帯電話が発売されると一挙に需要が無くなり市場から消えました。

 

◎お金を使えない人が増えた

一億総中流家庭なんて言われていた時代もありますが、2020年のコロナになってから一挙に中流より下になる家庭が増えたように感じます。物価高の影響もありますが収入に対して出費が増えると使えるお金が減ります。また収入自体が減った家庭も実際は多くその方が影響は多いと思っています。

 

◎マインドの変化

コロナによって自粛規制があったりリモートで仕事するようになると、外に出なくてもいいんじゃない?と考えるようになった人もいます。

それがYouTubeで動画を見るようになったことに繋がったり、ネット通販で物を買うようになり外出してお金を使う人が減った理由にもなると思います。

そして、人と接するのが面倒になるケースもあります。

 

 

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