整体や骨盤矯正の施術では誤解のないようにしないといけない

 

金沢市内でセクハラ行為をしたマッサージ店の経営者が逮捕されました。

 

何年か前にもどこかでそんなことがありましたが、これはこの職種に限ったことではありません。聖職といわれるような人や政治家でもやってはいけない事件は起こすので、職業ではなく「人」が事件を起こすのです。

 

私の整体の施術でもとらえようによってはセクハラと思われるようなこともあると思います。

 

産後骨盤矯正腰痛などはお尻をよくほぐします。

 

特に腰痛は、腰・お尻・股関節・ふともも後ろがお大いに関係しているので触らないわけにはいきません。

 

お尻には大臀筋・小臀筋・深層外旋六筋などの筋肉があり時間をかけてほぐす必要があるのです。

 

私の場合は最初にグッと押さえてみて、あまり痛くなかったり硬い緊張がなければ、あまり触れることはありません。

 

必要のない場合もありますので、無駄な時間はかけないようにしています。

 

腰痛はこんな本もたくさん出ていますので、お尻を無視するという事は逆に無知識な施術家になりかねません。

腰痛はお尻の緊張から起こります

 

次に肩コリでの施術ですが、肩コリ・猫背の人というのは肩が前に巻き込むようになっています。五十肩の場合もそうなりますが、鎖骨下に付着した筋肉をほぐす事も肩コリ改善に必要となってきます。鎖骨の下なので胸の上部にあたります。

 

そのあたりを指先であったり手のひらでリリース(ほぐす)しますが、ちょっとでも嫌悪感があれば、いやな部分であると思います。

 

施術時に一言声がけすることは必要ですがある程度は遠慮するべきこともあります。効果は半減したとしてもそれ以上に施術者との信頼性が低くなればもっとわけが悪くなりますので、本来はやるべき必要があってもあえてやらないということです。

 

実際はどのようなやりとりがあったのかは当事者のみぞ知るところですが、とにかく誤解だけはないように注意して施術をしていきます。

 

肩こりの場合は鎖骨下、胸上部にも触れます