
サプリや栄養剤の「取りすぎ」は、かえって不調を招くことがあります
最近では、健康のためにと多くの方がサプリメントや栄養ドリンクを摂っています。
たしかに、現代の食生活では不足しがちな栄養素を補う手段として便利です。
ですが、それも“適量であれば”の話。
摂りすぎた栄養素は、体の中で処理しきれず、逆に健康に悪影響を与えることがあります。
サプリ・栄養剤の過剰摂取で起きやすい不調の例
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吐き気・嘔吐
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下痢や腹痛
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頭痛
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肝臓や腎臓の機能障害
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心臓への負担
さらに、一部の成分は薬との相互作用によって、症状を悪化させることもあります。
では、どうすればいいのか?
以下のような基本を意識することが大切です。
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本当に不足している栄養素だけを、適量で補う
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複数のサプリを併用する場合は成分の重複に注意する
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不安な場合は医師や薬剤師に相談する
そして何より、サプリや栄養剤は「補助」であることを忘れてはいけません。
健康維持の基本はやはり、
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バランスのよい食事
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適度な運動
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十分な睡眠
これに尽きます。
整体師としての見立て:栄養の「摂りすぎ」による不調
整体の現場では、膝や肘、腰の不調で来院される方の多くが「健康食品」や「栄養剤」に頼りがちです。
しかし、現代人の多くは栄養過多。
十分すぎる栄養を体に取り入れ、消費されないまま蓄積され、逆に代謝を乱して体を壊しています。
不調は、体からのサインです。
特に、
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甘いお菓子
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ジュース
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パンや麺類、ごはんばかりの食生活
こういった偏った食事を続けていると、確実に将来は生活習慣病や内臓の病に近づきます。
キーワードは「腹七分目」と「心の満足」
体のためには「腹七分目」が基本です。そして少しでも動くこと。ウォーキングでも十分です。
でも、どうしても過食してしまう、甘いものがやめられないという方。
それは、単なる食欲ではなく、心の満たされなさや不安が原因かもしれません。
そういった「心の疲れ」も、体のゆがみ、特に骨盤の状態に現れてきます。
整体では、そうした背景も含めて体をみていきます。単に骨をバキッとするのではなく、心の状態にも気づける施術を心がけています。
まとめ:健康は「摂りすぎない」ことから始まる
本当に必要なのは、体と心を見つめ直すこと。
サプリよりも、日々の食事と運動、そして心のバランス。
整体で体を整えながら、少しずつ「摂りすぎない生活」に戻っていきましょう。
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