食べすぎで胃が痛い?整体でできるケアと手当ての力

ラーメン

「昨日の夜、ラーメンを食べすぎて胃が痛い…」

そんな経験、ありませんか?

金沢市の整体院「ほしみぐさ」のブログです。
今回は、食べ過ぎによる胃の不調と整体の対応について、ちょっとしたエピソードとともにお話しします。

 

 

次郎系ラーメン、妻の力作!

昨夜は我が家の夕飯に、妻のよっしーが作ってくれた次郎系ラーメン
キャベツともやしを山盛りにして、チャーシューはスミヤ精肉店(石川県美川町)の焼豚。

スミヤ精肉店 | 石川県美川町

 

これがまた絶妙な硬さと柔らかさで、ラーメンにぴったり合って絶品でした。

食べる手が止まりません。
……が、どうやら食べすぎたのは私ではなく妻のよっしーだったようです。

 

 

食べすぎが引き起こす「40代からの胃痛」

40歳を過ぎると、一度食べすぎただけでも胃腸の回復が遅くなることがあります。
一日二日で戻るかと思いきや、一週間、二週間と引きずってしまうことも。

今回も、夜中にお腹が痛くなり、ずっとお腹に手を当ててうずくまっていたようです。

 

 

お腹に手を当てる「手当て」の原点

人は本能的に、痛みのある部分に自然と手を当てます。
それこそが「手当ての原点」。

昔は子供が転んだ時に、「痛いの痛いの飛んでいけ〜」と手を当てていたものですが、
今はそんなシーンも少なくなっているかもしれません。

けれど、このシンプルな行為が心と体の両方に影響を与えるのです。

  • 小さな子供は、転んで痛くなくても大泣きすることがあります。

  • でも、大人が手を当てて声をかけると、サッと泣き止んだりする。

つまり、痛みの場所に注意が向くということと、かまってもらえた安心感が、
症状を落ち着かせるのです。

 

 

手当ては「誰とするか」が大事

もちろん、自分で手を当てるのも効果がありますが、
より効果的なのは、気の合う人、信頼できる人にしてもらう手当てです。

母と子ならば最高の組み合わせ。
夫婦でも、お互いに信頼があればそれだけで手当ての力は増します。

というわけで、今回は私がよっしーのお腹を「手当て」する番となりました。

 

 

整体での胃の不調への対応

胃の不調や食べすぎによる痛みは、右の骨盤の下がりが影響していることがあります。
そこで、整体では以下のような対応を行いました。

  1. うつ伏せで骨盤の位置を調整(骨盤の上げ)

  2. 関係する背骨(椎骨)の調整

  3. 仰向けで骨盤の締めと、手足(特に指)の調整

  4. お腹への「輸気」(手当て)

お腹は5つの部位に分かれていて、今回は「2番」と「5番」に手を当てました。
さらに腸骨の内側への「便きり」という手当ても実施。
施術時間はおよそ15分ほど。終わる頃には少し楽になっていたようです。

 

 

胃が痛くなる本当の原因は「食べすぎ」だけじゃない?

普段は胃が丈夫な人でも、冷えや疲れ、睡眠不足などが重なると、
ちょっとした食べすぎでも体が悲鳴を上げてしまいます。

ただ、それを「年だから仕方ない」と放っておくのではなく、
整体的に身体のバランスを整えることで、自然な回復を促すことができます。

 

 

翌日追記:経過報告

翌日には「痛みはなくなったけど、まだ消化不良の感じが残る」とのこと。
再度、骨盤の調整と背骨の調整、お腹への手当てを行いました。

体はすぐに反応しなくても、丁寧に整えていけば回復していくものです。

 

 

まとめ:食べすぎたときは「整体的な手当て」で体を整える

  • 食べすぎは、40代以降では回復に時間がかかる

  • 胃の不調には「右の骨盤のゆがみ」が関係することも

  • 「手当て」は整体の基本。自分でも、家族でもできるセルフケア

  • 骨盤、背骨、お腹の調整が効果的

  • 回復を焦らず、少しずつ体を整えていくことが大切

 

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