側弯症とO脚

以前骨盤矯正で脊柱側弯症とO脚の両方を治したいという方がいました。

 

先に書きますがその方は1回だけでもう来る事はありませんでしたが、判る人には判ると思いますが、側弯症もO脚も簡単に治すテクニックはこの世には存在しません。

手術や薬でも100%無理です。映画などのCGで加工するなら可能でしょうか。

 

本来なら一生涯かけて悪くならないようにしていくのが側弯症です。

 

話をしてみると当のご本人はすごく簡単に治したいと言っているので、私はちょっと唖然としましたが治るものならとっくに治っているでしょうし、特に側弯症に関しては当の本人の知識が全くないような状態なので説明のしようがありませんでした。

側弯症というのはほとんどが原因不明とされていますがこのように原因不明というものが病気であれ何であれ一番難しい部類になります。こういった病気を治す方法を見つければ即ノーベル賞確定でしょう。

※側弯症の治療に関しては整形外科のホームページをお探しください。

 

側弯症については側弯症により何か調子が悪くなっているようなら整体の手技でその障害や不調を軽減することは可能です。何度か側弯症の方には整体をしてそれなりの効果を出しているので多分この方も何かしらの不調は改善できる見込みはありましたが、何十回と来て頂かなければならないしその後も定期的に通っていただくので数回くらいでお仕舞ということでもありません。

 

O脚矯正も最低見込み回数は40回でしたがそれも多く感じていたようです。

 

 

またO脚矯正と側弯症の整体は全く別の技術になるので同時進行するとなるとほしみぐさの整体時間ではすることはできませんので、新たな時間設定を設ける必要もありました。

 

側弯症もO脚も改善には時間がかかる

 

要は改善するには時間がかかる事に尽きます。

 

数か月単位ではなく、地道に何年もかかる事を理解した上で来て頂ければ私も一生懸命に対応させて頂きますが、甘い考えでは生涯一ミリもO脚も側弯症も改善されないまま過ごす事になるでしょう。

 

加齢が進むとO脚は膝痛、下半身のむくみや血行不良の原因になります。

 

側弯症は背部痛や腰痛、頭痛肩こりの大きな原因の引き金にもなります。

 

しかしそれでどこも調子が悪くないのであれば逆に何も触らずそのまま過ごした方が良い事もありますので何が何でも直せば良いというものでもありません。

その時は直したいのか直したくないのかだけの違いになります。

 

ちなみに、軽度の脊柱側弯症とO脚のあった不妊整体で通われていた方がめでたく妊娠致しました。不妊の原因としてO脚の事は以前書いていますが脊柱側弯症も不妊には関係しますので、整体の技術は不妊に対してかなり有効だと確信して整体に臨んでいます。

 

 

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