腕を上げた時にわきの下が痛む/産後骨盤矯正

四十肩・五十肩ではなくて、産後のまだまだ若いママさんで骨盤矯正の際に腕を上にあげるとイテテテと言われることがあります。

 

四十肩では肩や腕が痛みますが、この場合は脇の下が痛みます。

 

抱っこによる腕の疲れだと一時的に肩や腕が痛くなるので勘違いして四十肩だと思うケースもありますが、脇の下が痛むので四十肩ではありません。

 

腕を上にあげて引っ張られる部分というのは脇の下になるので筋肉でいえば広背筋や大円筋、肩甲骨の動きに関係する前鋸筋が関係します。そしてそれらを包む筋膜です。

腕を上げて痛む場所

それらの緊張を取るようにたったの数分施術すると、あら不思議!腕が上がるようになります。

 

四十肩とは違いますが、四十肩を改善するような施術で簡単に改善します。

 

時間も四十肩だと片側6分ほど必要ですがこの場合は2分程あれば十分改善します。

 

それで私が実際、相対して施術を担当しているわけですが、このケースの方々はみなさん体重が少し多い方が多いです。

 

スマートな方よりも体重が若干重たい方。

 

直接、「太っている人は腕が上がらないという人が多いですよ!」なんてことは言いません。言っていいわけがないのでそこは言いません。

 

産後骨盤矯正で来院される方で本当の四十肩はない

理由は単純明快です。

 

体の皮をつまんだ時に、標準より体重が多い方は大体つまめません。痩せている人は大体つまみやすいです。

 

大体と書いてあるのは、これが全ての原因ではないからです。

 

要は腕が上がらない原因は腕を上げるとその下の皮が引っ張られているから体重が増えれば増えるほど上がりにくくなると説明がつきます。

 

それに育児での抱っこによる腕の疲労によって腕の関連筋の硬さも重なってさらに痛みが出やすくなる。

 

そのような事が根本的な原因であっても、整体で筋膜を中心にリリースしてあげると全くといっていいほど痛みが消失します。

 

最初の内は上げる度に痛みが戻りますが、続けていくと痛くなくなる期間が段々と長くなります。

 

将来の四十肩予防にもなるので自覚症状があるならばお力になれます。

 

しかし年齢も40近くになっている場合ですと、本格的な四十肩もありえます。

 

 

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