反張膝で足が太くなる?

反張膝と書いて、「はんちょうしつ」もしくは「はんちょうひざ」と言います。

 

これは膝が反った状態の事をいいます。このイラストでは左側が反張膝状態です。

反張膝

本来は脚は膝を中心として真っすぐ大腿部の骨と膝から下の骨が重なっている状態です。

 

重力を受け止めるためにはこの状態でなければなりませんが、反張膝になっていると脚が「くの字」になっています。

 

くの字になっているということは、重力を骨で支えることが出来ずに、常に筋肉で支えている事になります。

 

手で長い棒を垂直に持つと手首に負担がかかりませんが、斜めで持つと急に手首に負担がかかるのかわかりますが、それと同じ理屈です。

 

 

産後の骨盤矯正でも多い反張膝

私の場合ですと、骨盤矯正の時に仰向けで寝ている状態で足の指を引っ張ったりしますが、その時に普通の足の場合は足ごと持ち上がって重たいのに、反張膝の場合は膝だけ非常に軽くヒョコっと上がります。

 

昔は反張膝の方は少ないと感じていましたが、最近はなんでこんなに多いの?なんて思ってしまいます。

 

多い原因は個人的な見解としてまだわかっていませんので、分かり次第このブログに記載していきます。

 

反張膝にはいくつかのデメリットがあります。

●膝や関節の痛み

反張膝は膝関節に過度な負担をかけるため、膝や関節に痛みが生じることがあります。これにより歩行や立ち上がりなどの日常生活の動作に支障をきたすことがあります。

 

●姿勢の悪化

反張膝が続くと、反り腰や猫背などの姿勢の悪化を引き起こすことがあります。

 

●筋肉の緊張

膝の不安定さから、前ももやふくらはぎの筋肉が緊張しやすくなり、筋肉の張りや痛みが生じることがあります。

 

●他の部位への影響

膝だけでなく、足首や股関節、腰などにも悪影響を及ぼすことがあります。

 

 

産後の下半身太りや膝痛の原因にもなる

産後に膝や腰が痛くなるのはよくあることですが、その痛みを助長する原因の一つにもなりえるので、こういった気にならないような事も体の不調に関係するということも整体師は頭に入れておく必要があるということです。

 

反張膝は施術よりも普段のセルフケアで改善が可能ですから、その点はご指導させて頂きます。

 

 

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