慢性腰痛から回復するのはなかなか難しいと常々言っておりますが、長い間腰痛に対して整体を行っている現在でも、新たな勉強や発見のような事で整体手技を変化させながら対応しています。
腰が痛いという事で整体をしますが、実際の痛みがどうなったかというよりもどのような動作で腰が痛いのかを確認したほうが、腰の痛みの原因となっている部位を特定するのには手っ取り早く結果が出せます。
痛みの大きさは脳内の反応が関係するので、部位の特定は腰痛全体からみれば大したものではありませんが、それでも効果は即効的に現れる事があります。
まずは以下の事を確認します。
前屈みで痛いのか
後ろに反ると痛いのか
横に曲げた時・回旋した時が痛むのか
最初にこのような事を確認して最後にどうなったかを確認します。
大体7割の方に痛みが最初よりも減るとか前屈みができるようになったといった変化があります。
残りの方には、なんとなく減ったかな?、全然良くならないといった効果が感じられない結果になります。
良くなった場合は当然整体を続けていけば今以上に腰痛は改善していきます。
良くならなかった場合は、続ければ良くなっていく場合とどれだけ続けても良くならない場合があるので1回ではその判断ができません。その為ほしみぐさでは最低5回という基準を設けて整体をしてもらうようにしています。
最近では腰痛のアプローチも変化して、以前よりも整体後には変化がでやすくなりました、腰痛で狙うポイントは大きく変わる事はありませんが、要所要所がしっかりとしてきて手技としてブレが減ってきたということでしょうか。
手技というものはこれで完成ということはありませんので、変化しながらいいようになっていきます。

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