産後なりやすい病気(関節リウマチ) 

産後に関節リウマチになる?原因と症状、治療法について解説

関節リウマチ

産後に関節リウマチになることがあります。

 

関節リウマチは、関節の炎症や変形を起こす自己免疫疾患です。

 

妊娠中は、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの影響で、関節リウマチの症状が軽減することが知られています。しかし、出産後にこれらのホルモンが急激に減少することで、関節リウマチの症状が悪化することがあります。

 

 

産後に関節リウマチになる原因

産後に関節リウマチになる原因は、はっきりとわかっていません。しかし、妊娠中にエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの影響で、関節リウマチの炎症を抑える働きが弱まると考えられています。また、出産による疲労やストレス、睡眠不足なども、関節リウマチの症状を悪化させる可能性があります。

 

 

産後に関節リウマチの症状

産後に関節リウマチになる場合、主に以下の症状が現れます。

 

手足の関節の痛みやこわばり

朝起きたときや長時間動かしていないときの関節の痛みが特に強い

関節の腫れや変形

関節の動きが悪くなる

これらの症状は、産後1〜3ヶ月頃から現れることが多いです。しかし、中には妊娠中に症状が出始め、産後にさらに悪化する人もいます。

 

 

関節リウマチの治療法

産後に関節リウマチと診断された場合は、早めに治療を開始することが大切です。治療には、以下の方法が用いられます。

 

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs):関節の炎症を抑える薬です。

抗リウマチ薬:関節の炎症や変形を抑える薬です。

生物学的製剤:関節の炎症を抑える効果が強い薬です。

また、痛みやこわばりなどの症状を和らげるために、リハビリテーションを行うことも有効です。

 

 

産後に関節リウマチになったら?

産後に関節リウマチになった場合は、まずかかりつけ医を受診しましょう。かかりつけ医の判断で、専門の医療機関を紹介されることもあります。

 

治療には、薬物療法やリハビリテーションなどが行われます。治療によって、症状を改善したり、進行を遅らせたりすることができます。

 

また、産後に関節リウマチになった場合は、母乳育児が可能かどうかも気になるところでしょう。一般的には、ほとんどの抗リウマチ薬は、母乳中に移行しても乳児への影響は少ないと考えられています。ただし、メトトレキサートは、母乳中への移行量が多く、乳児への影響が懸念されるため、授乳中は使用を避けることが推奨されています。

 

産後に関節リウマチになった場合は、産婦人科医やリウマチ科医とよく相談しながら、治療を進めていくことが大切です。

 


整体的考え

産後は不調になりやすく、私も産後骨盤矯正では様々な症状の方に対応しています。

大体の不調は1年くらいで回復しますがそうでない場合もあり、その中には病気に近いような場合もありますので、いつもと違うな?と感じれば医療機関での受診をまずは受けてみるべきでしょう。

 

まずは関節リウマチについてですが私が経験上勝手に思っている事も含めて書いていきます。

 

関節リウマチは自己免疫疾患の病気で関節が炎症を起こし軟骨や骨が破壊されて、放っておくと関節が変形して動かなくなる病気です。変形までしてしまったら手術以外では治せる方法はありません。

1番わかりやすいのは指や手首の痛み・こわばりです。赤ちゃんを抱っこしたりフライパンを持ったりすると痛みます。

症状が進むと段々痛みが増し、肘・肩・腰・膝も痛み出します。一時の腱鞘炎でもかなり痛みが強いですがもしリウマチだと大変な事になるので、早く医者にかかる事が最善の方法です。

 

関節リウマチは自己免疫疾患の病気で、なにが原因でリウマチになるのかはっきりと解明されておらず、一旦発病すると完治するのは非常に難しく難病とされています。

 

産後にリウマチになるというのは、出産による著しい体力低下により自然治癒力が働かなくなった隙に発病したものだと私は思います。産後しばらくたってからの痛みであれば出産プラス育児疲れによるものと考えられます。

 

私の経験ではリウマチでない場合は大体は1年以内に痛みは軽くなっていきますのでその間は関節にも整体は対応しているので整体で痛みを緩和しながらケアしていきます。

 

産後なので骨盤矯正を選ばれても整体と内容は同じです。

 

ちなみに当院の整体では主に二宮整体としてもリウマチに対応しています。

首、背中、腰、尾骨への輸気。および背骨可動域回復法を使います。

整体で効果があった場合は施術後は歩きやすくなる、膝が動きやすくなったという事も確認できています。難病ですから相当手強いので病院での治療を続けながら整体を続ける必要はあります。