同じくくりの人

芥川賞のコンビニ人間を読みました。本を読むこと自体久しぶりです。

 

ちょっと変わった書き方で、読者が考えるような空想や想像のようなものはなくて、ただ毎日の日常をスラスラと書き綴っているような文章で、気がついたら読み終わっていました。

そろそろ終わりかなと思うこともなく、えっ、もう終わり!! そんな感じです。

難しい言葉も無く本を普段読まない人にも読みやすいと思いますが、この本を読んで面白いと思う人はあちら側の人間です。あちら側の人からすればこちら側ですが基準はこちら側になります。無差別に100人が読めば2割ぐらいの人はすごく面白いと感じるのではないでしょうか。

 

その2割というのはあちら側の人種です。

 

主人公のような特殊な感情でもないし、もう1人の居候ほど腐りきっていないけれど、この物語のように類は友を呼ぶ的な何かによって引き付けられるものがあります。

あちら側としての種類は違うけれど同じあちら側のくくりになります。

 

それで整体をしていて思うのは、私のところで1年2年・・・5年と続けて整体をしにいらしている方というのは、やはり同じくくりとして気が合うからだと思っています。

外見やセンスなどは違えど見えない部分で気が合うから何年もお付き合いが続いているのだろう思っています。

だから1回だけで二度と出会う事もなくともそれは自然なことで淡水と海水ではすむ魚が違うようなものです。その淡水でも上流・中流・下流での棲みやすさも違いがあるので無理はできないのです。

 

いくら技術的に巧いといっても気が合わなければそれはその人にとって合わない施術になるので、いかに合う施術に出会えるのかポイントになります。

 

今まで何回も救急車を読んだという人でさえも私の整体でほとんど回復した人もいます。

そんな人は私と同じくくりの人種であるからこそよくなったのであろうと思っていますがどうでしょうか。