ほしみぐさの方針としては今行なっている施術と関連づかない事はしたくありません。
何でも屋になってしまうと技術の低下をまねきます。得意でない事も含めてなんでもかんでも覚えようとすると必ず後々失敗につながります。
僕自身もほみほぐし・矯正・操法とやっていますが、これ以外にも股関節が痛い、膝が痛いといった症状にまで対応しているので、かなり範囲が広くなります。現実的に考えればなるべくできる範囲を狭くして特化することにより、技術の向上が図れます。
あれもできますこれもできますならば利用者側からすれば便利ですが、整体の何でも屋は、結局は程度の低い施術しかできないことになります。
厚生労働省による平成 22 年度国民生活基礎調査では、日本人の腰痛人口は約2800万人。
平成28年ではそれ以上の数字になっているはずなので、改善率が極端に少ない腰痛に対しての施術のレベルを上げていくだけでも一生ものです。
このことは腰痛の施術さえ上手くできればそれだけで順番待ちの整体院となるので他の事は一切できなくてもいいとも言えます。それだけニーズがあるので他のことをしている暇がなくなるとも言えます。
実際接骨院でも腰痛専門でしており施術レベルが高いところは保険外治療なのに大変繁盛していますので、いかに施術のレベルを高めていくのかというところにかかっています。
腰痛と一口に言っても原因は様々であるので、大変難しい施術になりますが、いかに特化して専門性を打ち出して改善率をあげていくのかが、これからの施術者の課題です。
金沢市の整体は特に何でも屋の整体が多いですから、僕は今まで来ていた方が来なくなったとしても、専門に特化した勉強を今後とも続けてやっていきたいと思っています。
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