整体を受けているときに寝てしまう。
整体だけではないですがマッサージでもそうですし風呂に入っていても寝てしまったりするものです。心地いい場合はカラダが最大限に弛んで夢心地・・・
整体中や足つぼ中に寝てしまって何も感じられなかったので勿体無いという方がいますが、これは間違いです。 おおいに寝てください。
整体的な考えでは、施術中に寝るということを最大限に活かして施術をします。
寝るということを前提として整体をするわけです。すごく短い時間ですが、眠るために整体をする。
寝るために整体をする。眠れるカラダにするために整体をする。というのでしょうか。
しっかりと寝ることができれば、人間のカラダは勝手に修復されていきます。
整体の技術でカラダを良くしていくのではなくてその先の眠りによってカラダを良くしていくのです。
整体をしたその日の睡眠から、次の日の睡眠、次に整体をする日までどれだけ回復していたか調子がいいのかを感じながら養生したりしていきます。
それは私が普段からしている骨盤で自律神経を整える整体法からも分かっていただけると思いますが、自律神経のバランスがいいと体に冷えは発生しませんし、眠れるということにも繋がってきます。
それはカラダの疲れだけではなくココロの傷も治していきます。
なので、カラダを治すための眠れるカラダになるために整体をする。という理屈になります。
普段なかなか眠れないという人もいますが、とりあえず整体や足つぼをしてみてその場だけでも眠れたり、うつらうつらでも眠れるカラダになっていけば普段でも不眠にはならなくなっていくはずです。
そのためには睡眠に適した整体をしなければ全く意味がないのですが、これはこれで受ける方にかなりの違いがあります。
敏感過ぎる方の場合が一番難しいく、難しいというか全然眠ってもらえない、そのように導くことすらできないタイプの方もいます。
ソフトにするとか弱く触るとかそういった次元でもないので、整体に対しての理解があるのなら手を当てるだけの輸気法でしたほうがよさそうだったりしますが、このタイプの方はそれを望みません。
眠らないということで施術を判断していたり、効き具合を感じていたりすることで整体の価値を見いだしますのでなおのこと難しい。
背骨で判断すると腰の何番が出ているとかそういった事もありますが、基本的にガタガタと歪んでいます。
そのようなタイプは体型はスリムな方が多いですが、そうでない場合もありますので、背骨を観て判断すればいいかと思います。
とにかくしっかりと眠れるということは最大の弛みであり、また明日元気に動けるということです。
それができていなければ、体は回復されずに、また明日は疲れたままになってしまいます。
手早くできることは風呂にゆっくり入ることなので、毎日入ってみるのもいいんじゃないでしょうか。
昔は整体と風呂を一緒にしてもいいかなと思った時期もありましたが、今では風呂の日は風呂だけ、整体の日はシャワーにサッと入るだけと整体指導しています。
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