坐骨神経痛の症状と改善方法

坐骨神経痛の症状と改善方法- 痺れや痛みからの解放へ

坐骨神経

痺れや痛みからの解放への道

坐骨神経痛は、多くの人が耳にする言葉ですが、実際には病名ではありません。この症状は、太ももやふくらはぎなどに痺れが起きる現象を指します。

 

痺れの感じ方は人によって異なります。電気が走ったようなビリッとする感覚や冷たさを感じることもありますし、逆に熱く感じられることもあります。これらの現象は、体験しなければ理解しにくいものですが、どれも不快なものです。

 

坐骨神経は腰から足首にかけて走っており、私がよく目にするのはふとももからアキレス腱にかけてのしびれです。本来ならば、この症状は整形外科の範疇であり、私が関わるべきではありませんが、整形外科を受診してもなかなか改善しない方が多いのが現状です。

 

医師とリハビリの連携がとれていない病院(ほとんどの場合がそう)では、運動療法さえ指導されないため、患者さんはなかなか坐骨神経痛から解放されないのです。

 

一般的には、運動不足や悪い姿勢が原因とされますが、整体的な観点からすると、腰の弾力が不足しているだけです。

 

運動などは健康を扱ったテレビでもよく紹介されていますが、それを信じて実践するかどうかは個人の判断です。

 

既に痛みを抱えている腰が即座に完治することは通常はありません。筋肉の損傷が回復するには時間がかかることを考慮し、腰の弾力を取り戻すための運動を根気よく続けることが重要です。

 

精神的なストレスも腰痛の原因の一つとなりますが、ただ何もしないのは賢明ではありません。できる範囲で対策を取るべきです。

 

ヘルニアが原因であれば、腰を反らす運動が効果的です。

 

逆に反らしたり伸ばしたりすると痛む場合は、腰を丸める運動に注力するべきです。

 

最近では、骨盤の仙腸関節の動きが腰痛に関係していることもわかってきました。

 

腰痛が原因で坐骨神経痛になっている場合がほとんどですので、まずは腰痛対策に注力しましょう。

 

私の整体では、腰椎第五番を重要視していますが、何度か施術を受けても効果が感じられない場合は、他の治療法を模索する必要があります。ただ、もし効果が出にくい場合は、どんな治療を試しても完全に改善することは難しいかもしれません。

 

元々は痛みのない健康な状態から症状が発生してしまったのですから、時間がかかり、困難な道のりであることを覚悟しなければなりません。

 

事例 ここでは、坐骨神経痛の改善についての実例を紹介します。