整体=中国のものと思われている人も多いんではないかと思います。
実は全然違います。
ほしみぐさの整体も、もみほぐしの部分は中国推拿というやり方を基本としているのであまり強く否定はできませんが、整体という言葉も手技も日本で生まれて発展したものなので、中国は正直関係ありません。
東洋医学は気功やツボ・鍼灸・漢方など中国のものが圧倒的に支持されているので、なんとなく中国と言ったほうがすんなりと受け入れやすいからそんなことになっているのかもしれません。
インド人が作ったカレーがうまいのかといえば、そうでもなく、やっぱりこっちの人はチャンカレが一番好きだったりするわけです。
色々とおいしいものを食べても、いきつくところは、ごはん・味噌汁・漬物が結局は体に合うのです。
カイロプラクティックはアメリカの手法。タイ古式はタイ。
あんまや指圧・もみほぐしは中国推拿が源流となっていたはずです。
中国推拿を使っているといってもほとんどの人が日本人から教わったものなので日本流になっているはずです。
当然そのままそれを使っているうちにさらに自分がやりやすいように自己流になっている。仕事というものはそんなものです。
やっている人が違うので、同じ技術・レベルはひとつとしてありません。
そうやって進化や劣化しながら後世に残っていくのでしょう。
ですが 整体だけは他の手法とはまるっきり違います。
唯一近いのが気功です。近いといってもかなり違いますが・・・。
とにかく何製でもいいんです。
どんなやり方であれ関係なくて、要は楽になるか、ならないか。
改善されるか、されないか。
癒されるか、されないか。
元気になるか、ならないか。
なのです。
だからいい施術ができるようになんでも取り入れて自分の整体というものを積み上げていくしかない、そう思っています。
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