輸気と合掌行気

野口整体では愉気 他所では別の字を使ったり全く違う言葉を使ったりしています。

 

創始者の人により微妙にとらえ方が違うような気もしますが根本は愉気になります。

 

私の参加している二宮整体勉強会では「輸気」と書きます。 愉気も元々は輸気だったそうです。

 

整体では人に触れる場合は必ず手に気を集中させ続けます。

  

勉強会では輸気の訓練として必ず合掌行気といって手に気を集めることをしますが、これは静功という気功になると私は思っています。

 

私の場合は動功といって動いて気を感じるほうが簡単に気を感じることができるのですが、静功的なことになるとなかなか気を感じませんでしたが、練習を積むと段々と感じるようになってきました。

 

「輸気」というものがぜんていとして整体はおこなわれますが、「輸気」がない場合は、ただ押すだけの行為となります。それは棒で物を押すのと同じだととらえられます。

 

それでもツボを意識したものならば効果もあるでしょうが気の感応(お互いが気に対して反応すること)が有ってはじめて整体は成り立ちます。

 

その場合どうしても気があわない場合は無理にあわす必要はなく、途中で中止したほうがましなのです。

 

 

合掌行気のやり方の基本は正座をした状態から、目をつむり、胸の前で手を合わせます。

 

(正式なやり方としては手を合わせる前に三センチほど離してじっと見つめます。

 

そうすると次第に手はくっつきますのでそれから息を吸い込むと言うやり方もあります。)

 

手の位置は素直に止まる位置なので微妙なことは考えなくてもよろしいです。

 

息を鼻から吸って「ウーーーム」と下っ腹に息をためます。丹田に気をためるということです。

 

その際に息は合わせた手のひらから吸うつもりでいてください。

 

そして、三秒ほど腹に息をためてから、静かに鼻から息を吐きます。
 
その際に息は合わせた手のひらから吐くつもりでいてください。

 

息の基本は鼻から吸って鼻から出します。そしてゆっくり息をすることです。

 

そのままゆっくりと合掌行気を五分ほど続けます。

 

終わりましたら、最後にもう一度息を鼻から吸って「ウーーーム」と下っ腹に息をためます。

 

そしてゆっくり目を開けて、息を吐きながら手を下ろします。こんな感じです。

 

集中できれば一回目の呼吸で手に汗をかきます。

 

もっとわかりやすく書くと手を合わせてゆっくり、おおきく、腹式呼吸をする。それだけです。

 

 

ほしみぐさでの施術前には必ず合掌行気をしてから整体をするようにしています。

 

気ということなので目にはみえないもの。

 

それでも誰にでもあり、感ずるものでもあり、決してスビリチュアルなものではありません。

 

電気も気って言葉を使ってますが、テスターなどで電気が通っているか調べることができます。

 

そのテスターになるのが手。気を感じてみたり、アースにもなり、そこから気を送ったり、受け取ったり。

 

理解しがたい人には怪しげな気というものですが、難しくかんがえれば難しい。

 

簡単と思えば簡単なんです。

 

無心でその部分、手に気を集めるのですが、無心になるために「むしん むしん」と思ったりポカーンとしながら受け手に対して気を送ったり。

 

作業しながら他の事を考えたときは他の事に意識がいき肝心の作業は全くの無心状態(手がおろそか)になります。

 

こんな時の無心とはちがうわけで1つの事に対して無心になるのはある意味仙人の領域なわけです。

 

気に関していえば、人間というもの完全な無とはまずありえないので、淡く淡くおもうだけなのです。

 

想(思)ったら忘れるぐらいがちょうどよく特に感情もなく淡々と行なうのがよいのです。 

 

という事になるのかな?

 

まぁとにかく邪気・悪気がなければいいと思うのでまずはそこから始めるのがいいのではないでしょうか。

 

 

追加

最近、読んでいる本で愉気のことが書いてありましたが、愉気とは太陽みたいなもの。

 

作物が育つのも太陽があるからで、ただ黙って光を地上に降りそそぐだけ。

 

種の一箇所に力を集めれば燃えてしまいます。ただ大きく世界を包むように気をおくる。

 

それだけ。 こんなふうに私は感じました。